「倶楽部MIA」101号(2019年2月号)発行しました

「倶楽部MIA」では毎号巻頭に、宮城県内で活躍中の外国人/日本人のインタビュー記事を掲載しています。101号は、アメリカ・オハイオ州ご出身で、現在は七ヶ浜町で編み物グループ「Yarn Alive(ヤーン アライブ)」を主宰されているテディ・サーカさんです。

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    笑顔がチャーミングなテディさん

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   現在の活動拠点「Yarn Alive House」
 世界中の方々から寄付を受け、2015年に完成

テディさんは、2011年の東日本大震災発生後、七ヶ浜町の仮設住宅で編み物をする活動を始めました。そして、参加者が編んだ作品は国内の被災地や医療機関のほか、フィリピンの台風の被災者やヨルダンのシリア難民など、世界各地に届けています。

そういった活動については、「倶楽部MIA」101号をご覧いただければと思いますので、このブログでは、「倶楽部MIA」には掲載できなかったけれど、インタビュー中に印象に残ったことをいくつかご紹介したいと思います。

1つ目は、テディさんの母方のおばあ様のお話です。スイス出身のおばあ様は、(テディさんのお話によると、時代的におばあ様のような女性達はみんなそうであったという話ですが)、編み物が好きで、1日中、何かを編んでいたそうです。そして、お母様は毎晩、あばあ様が編んだところをチェックして修正するのが日課だったそうです。さらには、お母様ご自身も編み物を教えたり、日本製の編み機を販売していたりした時期もあったとか。「Yarn Alive」の活動について聞いている中で、テディさんは「『あなたはどんなふうに被災したのか』と突然、質問されても誰も答えないでしょう。でも、編み物をしながらだと、そんな話もできるものではないでしょうか」とおっしゃっていたのが印象的でしたが、テディさんご自身が編み物をするというだけでなく、様々な人の「編む」という行為が身近にある人生を送ってこられ、編むことで広がる世界をよくご存じだったことが、「Yarn Alive」の活動につながっていったように感じました。

2つ目は、テディさんの「好きな言葉」について。「根回し」がお好きだそうです。かなり前のことだそうですが、何かの折に、日本人のご高齢の女性から、「どうしてきちんと根回ししておかなかったの」と注意を受けたことがきっかけで、その言葉を知ったそうです。日本滞在が長いテディさんはもちろんその言葉が良くない意味で使われることが多くあることはご存じの上で、「プランを実行する前に、みんなの気持ちを確かめるのは良いことではないでしょうか」というお話でした。ユニークな「好きな言葉」だなと思いました。

テディさんのインタビュー記事が掲載された「倶楽部MIA」101号は、WEB上でもご覧いただけます。2019年2月~3月に宮城県内で開かれる国際的なイベントの情報も掲載しています。ご覧になられる方は、こちらからどうぞ。

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このページは、MIAが2019年1月30日 09:39に書いたブログ記事です。

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