小松菜キムチ

先日、名取で活動している「国際交流協会ともだちin名取」の韓国料理教室の講師として、交流会に行ってきました。メニューは、「小松菜キムチ」と別名'タットリタン'とも呼ばれる「タッポクムタン」でした。

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        小松菜キムチ

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       タッポクムタン

当日は、約20名の方が集まって下さいました。初めに、講師として紹介をいただきました。その後、なんと韓国の国歌が流れました。音痴であるわたしですが、恥ずかしいと思いながらも、何とか皆さんの前で最後までひとりで歌い終えることができました。国歌を歌うことで、いつにもまして母国を体表する文化大使になっているような気がして、使命感さえ感じました。でも、いざ料理する段階になると、あちこちの調理台をまわりながら、てんてこ舞いでした。参加者の方々は皆、穏やかで、楽しく料理を作ることができました。そして、お昼には和気あいあいとした雰囲気の中で作った料理を食べました。

ここで、小松菜キムチのことを少し話したいと思います。韓国で料理に用いられる野菜はほとんど日本にもありますが、ない野菜もあります。(幸い、白菜は日本でも売られているので助かります)キムチはたいてい自分で漬けますが、東京に住んでいたとき、白菜の季節になるまでの間にキムチ用として用いられる韓国の夏野菜を見つけることができませんでした。それで代用できるものとして目をつけたのが、小松菜です。小松菜は韓国で見かけたことがない野菜でした。

試しに漬けて熟成させてみたところ、夏のキムチのひとつである「ヨルムキムチ」の味がしました。これには感激しました。ヨルムは大根の間引き菜です。違う野菜を使ったのに似たような味がしたので、まるでクジで当たったようなお得な気分でした。あれから20年経った今は仙台に住んでいますが、ヨルムより小さめの大根の間引き菜を時々仙台朝市で見かけます。東京と仙台という地域の違いでしょうか。鮮やかで赤い色のキムチを見てきた人からみると、濃い緑一色の小松菜キムチには食欲をそそる魅力はなさそうに見えるかも知れません。でも、わたしにとってはたとえ代用の野菜であったとしても、懐かしい韓国の夏のキムチの味を食べさせてくれた小松菜がありがたく思えるのです。

ハハホホ

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このページは、MIAが2018年9月19日 13:12に書いたブログ記事です。

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