シーズンイン前点検

 お暑うございます。蒸し暑さが老骨?中年骨にこたえます。なのに、於MIA未入冷房(MIAニハ未ダ冷房入ラズ)。日本語講座の受講生、先生方もお気の毒です。窓を開けてわずかに外気を入れても、ほとんど涼しくならず、ただただおそとの騒音が轟然と入ってきて、授業が著しく侵害されます。閉めたら閉めたで茶碗蒸しができそうな高温多湿。ああ、茶碗蒸し食いたい、じゃなくてなんとかしてくらはい。そんな声が大きくなったころに一枚の通知。

 「シーズンイン前点検を某日実施し、それで問題がなければ翌日から冷房を始動します」とかなんとか。

 通知を見ると、どうやら冷房設備に故障が見つかり、その修復作業にてこずっていたようなのでした。というわけで、あと1週間ぐらいは冷房は無しみたいです、合掌。

 ワタクシ、へそ曲がり担当大臣といたしましては冷房がまだ動かないショックよりも「シーズンイン前点検」という文言が気になったのでした。「チューブか!」と。それはシーズンインザサン。

 日本語を学んでいる外国人から「カタカナ語が難しい」とはよく聞く話です。しかし、テレビ、ラジオといった広く普及したカタカナ語彙からは逃れられないので、それはそれとして覚えるしかありません。

 しかしながら、「シーズンイン前」的なほとんど無意味なカタカナのなんと多いことか。別に「稼働前点検」でも「定期点検」でもいいし、もっと言えばただ「点検」でも不足はないじゃないかと。

 前世紀末に通った自動車学校で「安全マインド」と言われたときもくらくらしたことを昨日のことのように思い出しました。なんだよ安全マインドって。オンマイマインドみたい(激しく意味不明)。

 ある種のカタカナ語は伝えることを放棄した思考停止の感を覚えます。かっこよさが求められるような商品のキャッチコピーだったらまだ分かります。カタカナ語で少し煙に巻いて雰囲気を醸成しようというのでしたら。だけど、シーズンイン前とか安全マインドとか、全くカタカナである必要のない、言い換え可能なカタカナは「やさしくない」と思うのです。

 このブログを書きながら、柄にもなく熱を帯びてきたのは、ひとえに熱さの所為にござりませう。シーズンイン前点検が首尾よく行きさえすれば、おぢさんも少し冷えていつものぼんやりに戻ると思います。


とーます
※はっぴーぷれみあむふらいでー・・・あれ、もうこれやらないの?いつもだと、朝一番に庁舎内には放送が流れるんですけど、今朝はそれがなかったような。
※このブログを昼前にアップしたら、午後の始業時間前に例の放送が流れましたよ。だれかがこのブログ見ているのか。

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このページは、MIAが2018年6月29日 10:39に書いたブログ記事です。

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