東京出張でおさんぽ

 都道府県と政令市のほとんどにはMIAのような多文化共生の推進や在住外国人支援などを行う組織があって、関東、近畿というように近隣の組織がブロックを構成しており、MIAは北海道東北ブロックに所属しています。そして、それらを束ねるいわば総本山のような組織が自治体国際化協会(CLAIR)で、全国の地域国際化協会とCLAIRが一堂に会する会議が年にいちど開かれます。オラ東京さ行ってきただ。総務省、内閣府、外務省から来賓が来て、我々のおしごとに関係のある分野での各省庁の取り組みの報告があったりします。

 会議に遅れるわけにはいかないので、往路は事前の調査のとおり地下鉄に乗り、最寄駅に30分前には着いて万全を期すわけですが、今回は初めての会場で少し道に迷いました。田舎と違って、建物の中や地下道を通らないと向こう側に通り抜けられないことがあり、方向感覚を容易に失います。さすが都会であちこちに現在地を示す周辺地図があるにはありますが、困ったことに北が上を向いていない地図で、さらに方向感覚が狂います。30分も前に着いているので、多少の迷子を楽しむ余裕があってのこととはいえ、初めて行く場所は物理的な時間以上に心理的に遠く、時間がかかるように感じられるのであっという間に余裕をなくします。すこしだけ冷や汗をかきつつ、定刻前にたどり着きました。

 さて、会議が終わり、帰路。予約の新幹線までまだ1時間ちょっと時間があります。また地下鉄に乗って元来た道を戻れば15分ほどで東京駅に行けることは調査済み。だけどそれでは面白くないと心の声が聞こえます。事前の調査で、会議会場からはほぼ一本の道をまっすぐ東に向かえば東京駅のひとつ南の有楽町駅まで行けることは確認しておりました。距離でいうと、3kmほどでしょうか。何の景色もない地下を移動するより、少しの間だけでも東京を見物しようかという気になって、歩くことにしました。途中、皇居のお堀端を通るので眺めもよかろうと。実は、以前も同じようなルートで歩いたことがあります。

 国会議事堂を斜め後方に見つつ、左手は皇居のお堀。左手前方に入口らしきものが見えてきます。桜田門です。外国人観光客が記念撮影をしているところを記念撮影してみました。

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 お堀端はジョギングしている人がたくさんいます。旅行者でしょうか、お住まいの方でしょうか、外国人と思しき方ともたくさんすれ違いました。おぢさんも走らなくちゃと微かに思いましたが、年寄りの冷や水ということばが脳裏をかすめました。長生きをしたいものです。

 お堀端を通り過ぎるとあるホテルが目に留まりました。あれ、ここにこのホテルがあるの...

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 香港の九龍サイドにあるペニンシュラホテルの系列ですね、きっと。20年近く前の記憶が蘇ります。泊まったことこそありませんが、社長さんをお連れして、ここの高いレストランで食事をしたなあ、と。個人的にはこういう高くて美味しいお店より、安くて美味しい店の方が好きです。だって、なんだかとても礼儀正しくってかしこまっていて落ち着かないんだもの。もっとがやがやしてて気軽な店の方がいいなあ。

 その日は東京も真夏日に近い今季最高の温度を記録した日で、小1時間歩いて軽く汗が出ました。帰りの新幹線では疲れたのか早々に居眠りしてしてしまいました。


とーます

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このページは、MIAが2018年5月17日 17:15に書いたブログ記事です。

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