日本語教室における「連携」を考える

前年度の話題になってしまいますが、「市町村日本語教室連絡会議」についてのご報告です。

今回はテーマを「日本語教室における他組織との『連携』を考える」としました。「連携」というのは、団体の安定的な運営や活動の活性化などのためにとても大切なことなので、日本語教室におけるそれには、具体的にどんな可能性があるのか、を考えてみました。

「国際サークル友好21」からは、市の社会福祉協議会主催の「福祉まつり」に、学習者がブース出店やパフォーマンスの披露という形で参画している事例、社協の助成金を活用して交流会を開催している事例を紹介してもらいました。

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(福祉まつりで学習者がダンスを披露している様子。国際サークル友好21提供)

日本語教室の社協との連携って、ちょっと変な言い方ですが、「盲点」だったというか、考えたら、全く「アリ」な話ですよね。

日本学習支援だってボランティア活動の一つだし、住民の「福祉」の向上に大きく貢献しています。他の地域でも、もっともっと広まっていい事例なのではないでしょうか。

そして「国際交流協会ともだちin名取」からは、市の消防本部と連携しての、119番通報訓練と、AED講習について報告してもらいました。

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この様子は、以前のブログでも紹介しましたが、名取市消防本部では、119番通報にトリオフォンを活用して多言語で対応していて、その訓練を消防本部の方に教室に来てもらって実施したのです。

その場に見学にお邪魔した時にも感じたのですが、この訓練は、学習者側にとってだけでなく、消防本部にとっても、とてもよい学びの機会になったようです。

このように地元の公的機関の人に日本語教室に来てもらうことは、「自分たちのサービスの対象者にこういう人たちもいるんだ」、ということを実感してもらう場にもなりますよね。

他の教室の方々からは、「あまりこうした連携に取り組んだことはなかった」という感想も聞かれましたが、地域の団体と連携することは、教室側から地元にいろいろなことを発信したり、連携の相手側にも良い変化をもたらすことにもつながるので、これから積極的に取り組んでもらえたらな、と思いました。

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(OZ)



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このページは、MIAが2018年4月13日 20:59に書いたブログ記事です。

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