「多文化共生シンポジウム in 名取」

少し時間が経ってしまいましたが、「多文化共生シンポジウムin名取」のご報告を。
このシンポジウムは宮城県と県人権啓発活動ネットワーク協議会が主催で、MIAも共催団体として関わっています。

今年のテーマは「子育て」。
名取市が子育て支援と教育に特に力を入れているということで、このテーマになりました。

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市内にある「ペンギンインターナショナルスクール」に通うお子さんたちの可愛らしい英語の歌と踊りのパフォーマンスで開幕。
山田司郎市長も笑顔で一緒に口ずさんでいました。

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基調講演は名取での子育て経験のある武井ラシーニさんから。
現在は県外にお住まいですが、会場にはラシーニさんのお知り合いが大勢駆けつけてくれました。(前日も、シンポジウムの後もみんなで同窓会だったみたいです。)

感激の涙を浮かべながらの「ただいま!」の挨拶から始まった講演では、言葉の壁に苦労しつつも、持ち前の明るさとバイタリティーで多くの仲間を得ながら子育てをしていったエピソードを生き生きと紹介してくれました。
まさに涙と笑いにつつまれたお話を聴いて、この日ラシーニさんのファンになった人も大勢いたと思います。

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MIAからは「県内の多文化共生の現状」ということで、在留外国人に関するデータ的なことや「国際交流協会ともだちin名取」さんの先進的な取組などについて紹介しました。

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パネルディスカッションでは、市内在住の外国人3名(フィリピン出身のマリッサさん、タイ出身のアモーンラットさん、オーストラリア出身のロバートさん)と「国際交流協会ともだちin名取」の小島会長がパネリストとして登壇。

ご自身の子育て・教育支援の経験から、
「子育て支援の情報が多言語で提供されるといい」
「地域住民との交流の機会がもっとあるといい」
「英語だけでなく、もっと多様な国の言葉や文化に触れる機会も」
といった提案がされました。

コメンテーターとして登壇された山田市長は、パネリストの話を聴きながらびっしりとメモを取っていて、みなさんの思いをしっかりと受けとめていただいたようでした。
このシンポジウムで、市町・町長にこのような形で登壇いただいたのは、おそらく初めてではないでしょうか。
地元の外国人やその支援者の話を直接聞いていただくというのは、とても意義のあることだと思います。

冒頭の県国際企画課長のお話によると、東洋経済新報社の「住みよさランキング」で、名取市は北海道・東北では1位(!)、全国でも11位(!)なんだそう。

おそらく、子育て・教育の面でも既に全国でも高いランクにあるのだと想像しますが、今回のシンポジウムが、名取市が今以上に「豊かな子育て」ができる街になるにはどうしたらいいのか、そんなことを考えるきっかけになっていればいいなあ、と僭越ながら思います。

(OZ)

※写真は全て県国際企画課提供。


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このページは、MIAが2018年2月 5日 19:36に書いたブログ記事です。

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