「グローバル」

気仙沼に行ってきました。
スーパーグローバルハイスクールの指定を受けている市内の高校にお邪魔したのです。

スーパーグローバルハイスクール(SGH)とは、国際的に活躍できる「グローバルリーダー」を育成するため、独自のカリキュラムを設けて教育を行っている高校で、宮城県内では3校が文科省から指定を受けています。

こちらの高校を伺うのは今回で3回目ですが、とても嬉しいことがありました。生徒各自がテーマを設定して研究活動を行う「課題研究」で、地元の外国人に関する課題を取り上げていた生徒さんが何人かいたのです。

「グローバル」というと、どうしても「海の外」のことに目が行きがちですが、身近なところでも「グローバル」なことは起きています。

特に気仙沼では、介護事業所が定住外国人の雇用に早くから取り組んでいたり、製造業で大勢の技能実習生が働いていたり、それから「気仙沼市小さな国際大使館」が日本語教室を開いていたりと、さまざまな動きがあります。

こういう「身の回りの国際化」だって、「グローバル」なことの一つなので、是非SGHの取り組みのなかでも意識を向けてほしいなあ、とこれまで何度か意見交換の場でお伝えしてきました。

そうしたら、今回、研究テーマのなかに、外国人労働者の問題や定住外国人との交流について、というものがあって、「お、いいぞ!」とひとり心のなかで快哉を叫びました。労働者の問題を扱うのはなかなか大変かもしれませんが、現場の声なども聞きつつ、最後までしっかりまとめくれることを期待しています。

それから、帰り際にご担当の先生がいらして、
「今度、技能実習生や介護事業所で働いている地元の外国人に学校に来てもらうよう企画しています」
とのことでした。

これも素晴らしい(!)。是非実現してほしいところです。(・・・っていうか、MIAも何か関われないかな。ちょっと考えてみよう。)

文科省曰く、SGH事業の目的は「グローバルな社会課題を発見・解決し、様々な国際舞台で活躍できる人材の輩出」とのこと。「グローバルな社会課題」とは、なにも途上国の問題や環境の問題ばかりではなく、自分たちの身近なところにもあります。見逃されがちなで、でもとても大切な身の回りの「グローバル」なことについて、こちらの高校のSGHの取り組みを通して、より多くの生徒さんに関心を持ってもらいたいものです。

(OZ)

hoyaboya.bmp
気仙沼市観光キャラクター「海の子ホヤぼーや」




このブログ記事について

このページは、MIAが2017年10月27日 20:05に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「よもやまフライデー」です。

次のブログ記事は「介護のミライ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。