2017年9月アーカイブ

機関紙「倶楽部MIA」は毎号巻頭に、宮城県内で活躍中の外国人/日本人のインタビュー記事を掲載しています。93号(2017年10月号)はアメリカ合衆国のご出身で、今年7月に宮城県国際交流員に着任されたローウェル・ジョン・チオンさんです。

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インタビュー中のローウェルさん

ローウェルさんのご両親はフィリピンのミンダナオ島のご出身だそうですが、遡ると福建省にルーツのある中国系で、名字の「チオン」は漢字では「蒋」と書くとのこと。いつもそうなのですが、アメリカ人にご家族のお話を伺うと、皆さん、ルーツは世界の様々なところにあって面白いです。

ローウェルさんはご経歴がユニークで、大学卒業後、しばらく、ご自宅のあるラスベガス市内で、「公文の先生」をしていたそうです。「やっぱり、生徒は、親のどちらかが日本人とか、親の仕事の関係でアメリカ滞在中の日本人の子どもとか、日本に関係のある子どもが多いんですか?」と伺ったところ、「公文式は、日本、中国、韓国、インドなど、アジア系の親に確かに人気がありますが、アフリカ系アメリカ人とか様々なエスニックグループの子どもたちも通ってますよ」とのこと。アジア系の親に人気があるのは、「アジア系の親は、子どもに成功してほしいと望む気持ちが強いからではないか」というお話をされていました。

ローウェルさんは、「公文の先生」として、様々なタイプの子どもの勉強のお手伝いをしたことで、我慢強くなったそうです。子どもの接し方に関して、学んだこともあったようで、「嫌がる子どもに勉強を押し付けても、抵抗されるだけです。小さい子には、『ご褒美にお菓子やおもちゃをあげるから、頑張ろうね』というふうにアプローチするといいです。中学生、高校生くらいになると、その方法はあんまり効果がなくなって、今、頑張っていることを認めてあげて、難しいことに挑戦することを諦めないように励ましてあげるといいです」というお話でした。日本の子どもにも通用しそうだなあと思ったことでした。「教え子が勉強を頑張って良い成績をとると、本当にうれしかったです」というローウェルさん。子どもたちに優しく寄り添う姿が目に浮かびました。

ローウェルさんのインタビューが載った「倶楽部MIA」93号は、WEB上でもご覧いただけます。ローウェルさんの日本留学時代のお話やラスベガスで「公文の先生」をしていた時のことなども詳しくご紹介しています。また、10月~11月に宮城県内で開かれる国際的なイベントも掲載しています。ご覧になられる方は、こちらからどうぞ。

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 準備は続くよどこまでも野を超え山越え谷越えて・・・明らかなる剽窃、線路さん御免。

 介護事業者向けセミナー「外国人とともに拓く介護の未来」、あれこれ準備をしておりますが、なにせ担当者のとっちらかりっぷりが酷くて、そういえばまだコレやってない、そういえばアレ忘れてた、あれあのそのこれ、と指示語が会話の50%以上を占めており、順風満帆とは無縁の日々でございます。

 さはさりながら、まずはご登壇いただく方々についてもっと知らなくてはと思って、事前調査票なるものをこしらえてみました。本来なら直接会っておはなしを伺えればいちばんいいんですけど、みなさんお忙しい方々ですし、登壇者が青森県むつ市、気仙沼市2名、登米市とちゃりんこりんりんとお気軽に伺える場所ではないので、まずは書面にて失礼いたすことにしました。

 内容はこんな感じです。
1.外国人スタッフを受け入れるのにあたり、職場内の反応はどうでしたか。受け入れに向けての合意形成はどのようになされましたか。

2.外国人スタッフが現場に入って利用者さんの反応はいかがですか?(よいこと、よくないこと)

3.同じく日本人のスタッフの反応はいかがですか?(よいこと、よくないこと)

4.外国人スタッフが現場に加わることで受け入れ側にとってどんなメリットがありましたか?

5.逆にどんなデメリットがありましたか?

6.日本人スタッフ側で外国人スタッフに対して配慮していること、特別に対応していることはありますか?(指示の出し方、日常生活の支援、食事、施設行事への参加、宗教など)

7.外国人スタッフの日本語学習や資格取得の支援体制はどうなっていますか?

8.今後の技能実習の受け入れについて貴法人のお考え、現段階での進捗などをおしえてください。


 今回のセミナー、参加者の興味がどこにあるのか全くもって手探りの状態です。

 邪推の極み乙女(おやじ?)としては、

・とにかく人手が足りない

・いくら日本人スタッフを求人しても集まらない

・では外国人スタッフを考えようか

・でも、ことばはできるのだろうか

・日本人と違って「いろいろ面倒くさいこと」があるんじゃないだろうか

・結局は余計に苦労することになるのではないだろうか

こんな思考にある方々が多いのではないかととりあえず仮定し、「いろいろ面倒くさい」(と思っている)部分を掘り下げることが疑問にお答えすることになるのではないかと思っています。


 ひとむかしふたむかし、中国で貿易関係のおしごとをしていたときのことですが、それはそれは様々なトラブルが発生し、社内各所から集まる苦情の通辞兼小間使い兼使い走りとして文字通り走り回っておりました。数年間そうしたおしごとをしてみて、コストを下げたり、品質を良くしたり、要するに商売で儲けるためにはいまのままではダメなことが多く、変化が求められるのだなという当然の結論を実感として得ました。コストを下げて、品質を良くするというのはふつうに考えれば真逆のことでそれを成し得るためには例えば工程を変えたり、材質を工夫したり、関わっている人々の関わりを変えたり、といずれにせよ変化が必要になってきます。そして、それは双方向のもので中国の工場にばかり、ああせえ、こうせえ、あれダメ、これダメと要求しただけでは実現できず、こちら側もいまのままではいられないのでした。


 冗長な昔話を繰り出したのは、介護の外国人人材も似たようなところがあるだろうと思ったからです。まずは、外国人人材がどういう方々なのか勉強することは必須ですけど、受け入れ側も何らかの変化が必須です。その覚悟は少なくとも必要かなと思います。

 あとはその変化をネガティブにとらえるか、チャンスととらえるか。変化することはそう簡単なことではなく、痛みを伴うこともあるでしょう。良薬口に苦し、禍(人手不足)転じて福となす、なんかどれも違うけど、ま、そういう感じじゃないか、と。

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とーます
※さっきある介護系の専門学校から申込用紙が足りなくなるくらいたくさんの方のお申し込みがありました。あざす。
※つい先日、この蓮の花の写真を使って横断幕を作ったのでした。ベトナム人技能実習生との交流イベント。明後日は石巻に行くぜ、いえい。
※いよいよプレミアムフライデーが話題に上ることがなくなってまいりました。

和歌山からのお客様

本日、「使って覚える楽しい漢字」購入ご希望の方が事務所にお見えになりました。

聞けば、和歌山からはるばるいらっしゃったとのこと!

車で東北各地を巡る旅行をされていて、その最中にわざわざお立ち寄りいただいたのです。

「教えている学習者は国際結婚の配偶者が多く、話すのはかなり出来るけど、漢字の読み書きはまだこれから。そういう人たちにこの本はとても使いやすく、特に例文がいい」
という、まさにこの教材の狙い・特徴をよくご理解いただいている感想の声をいただきました。

一般の書店で販売されていないので、ご不便をお掛けしてしまいスイマセン。

でも、お蔭で直接感想の声を聞けて、とても嬉しかったです。著者のみなさんにもお伝えしておきますね。

和歌山までの帰りの道中、どうぞお気をつけて!

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20冊もお買い上げいただきました。

(OZ)


嗚呼高校生

 介護カイゴってそれじゃまるで寿限無みてえだ、いけねえそれはぱいぽぱいぽ・・・おいおい「イ」しか合ってねえじゃねえか・・・ま、ともかく、介護ばかり書き倒していると、おまえがいちばん要介護!なんてくちさがねえ悪友どもに罵られちまうから、ちいとは違うこと書きませう。


 高校生による国際理解に関する弁論大会というのが毎年あります。MIAからはMIA賞として賞状とクリスタルの盾を出しておりまして、その関係で審査にも関わっています。全く柄じゃねえんですけども、おまえ行ってきな、てなもんで、何度か伺っておりますが、審査員というのは何度やっても居心地の悪いものでございます。「せんせー」なんて呼ばれるのは御免蒙りたいですし、SDGsや国連の取り組みについて一所懸命調べてまとめあげ、原稿を半ば暗記して望んでおられる高校生諸氏にこちらこそ敬礼したいような心持ちでございました。今年、おひとり内容も発表の仕方も箆棒に素晴らしい発表者がおりまして、それがなんと高校1年生、半年前まで中学生だったというから、恐れ入谷の鬼子母神・・・参りました。我が胸のうちでは100点満点で200点といったところでございましたが、他の審査員諸氏もおおむね同じ感想だったようで、ほっと胸を撫で下ろしました。ズレテナクテヨカタヨカタ。ともあれ、発表された高校生のみなさん14名には衷心より敬意を表し、またご慰労を申し上げるところでございます。残念だったのは進行の不手際が散見されたことで、予定時間通りに進まなかったり、役割分担がはっきりしていなかったり。弁論は6分以内、超過すると10点減点などとルール遵守を謳うのであれば、オトナも時間を守って整然と進めねばいかんと思うわけです。オトナは30点ぐらい減点でした。

閑話休題。

 来週は我が地元から高校生御一行様がMIAを訪れ、課外学習のお手伝いをします。テーマは「防災と外国人」です。外国出身者のゲストを複数お招きし、高校生に対してそれぞれの立場から直に語っていただきます。こちらの結論ははっきりしていて、「外国人をひとくくりにすることはできない、外国人もいろいろ」です。当たり前のことです。ひとの数だけ被災体験はありますし、課題・問題だって立場や状況によって同じではありません。そういう多様さをうまくあらわすことができるといいのですが・・・だれかどうやったらうまくいくかおしえてください、こっそり。どう進めたものかヒカラビタ雑巾を絞っておりますが、出てくるのは手垢ばかり。ゲスト頼りです。


とーます
※先日某所で見つけたトイレの表示。「洋風」っていったい・・・
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 先週、広報が始まった介護事業者向けセミナー「外国人とともに拓く介護の未来」ですが、さっそくぽつぽつお申し込みが来ております。定員がたったの180名ですから、この調子だと東京ドームを借りる必要はないまでも、2DAYSにしなきゃならんことも・・・ないでしょうけど、席を増やしてでも対応いたしますので、どうぞご検討くださいませ。

 NHK出版新書から最近出た「外国人労働者をどう受け入れるか」(NHK取材班著)を予習代わりに読んでいます。こんなくだりがありました。2015年からベトナム人技能実習生を受け入れている会社社長の談。

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 細木社長(※いわき市の水産加工会社)が驚いたのは、三つの点だった。一つめは、日本人以上に手先が器用で、水産加工の仕事に向いていたこと、二つめは、日本人の若者よりも目上の人を大事にしてくれる姿勢があること、そして三つめが、きっちりあいさつできること、だった。
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 外国人の雇用をネガティブにとらえる風潮はいまだ根強いような気がしますが、よい反応も聞いています。塩釜市の水産加工場では、「インドネシア人技能実習生が来てからというもの、現場が明るくなり、活気が出た」といった話でしたし、気仙沼市のある介護施設の施設長Mさんは、「うちのフィリピン人スタッフは、対人コミュニケーションにとても優れていて、日本人と遜色ないどころか、並みの日本人の若者では適わない」と仰ってました。

 このセミナーは「外国人介護人材を積極的に雇用しましょう!」という主旨で開催するものでは全くありません。ですから、いいことばかりを言って、悪いことにふたをするようなつもりも全くありません。ことばはどれほど通じるのか、文化的なギャップがどういう弊害を生むのか、外国人特有の問題、課題などにも遠慮なく切り込むつもりでいます。外国人人材に対する漠然とした期待・不安を具体的な期待・不安に昇華するのが目標で、そこまでは行けなくても、とりあえず現実をひとつでもふたつでも知ることで適当な覚悟をもっていただければなによりでございます。

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とーます
先日、留学生のAさんが、住んでいるアパートのことで相談に来ました。

聞けば、
「帰国することになったので、不動産業者にアパートの退去の通知をしたところ、修繕費用として50万ほど請求された。」
とのこと。

「え?50万??」
と思って明細書を見せてもらうと、内装工事、浴室・トイレの改修工事等、いくつかの項目があって、合計すると確かに50万円弱になっていました。

さすがに高額なので、何か特別な修繕が必要になるほど損傷を与えたのか聞いたところ、
「そんなことはない。普通に生活していただけ」
という説明でした。

「絶対納得できないし、そんな金額払えない」
と表情を硬くするAさん。

すでにいくつかの機関に自分で相談していたようなので、こちらは「みやぎ外国人相談センター」でお世話になっている弁護士のB先生に電話してみました。

B先生の回答は明快でした。

「払う必要ないですよ。国交省が定めた『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』でも、経年変化や普通に使っていての傷や汚れの修繕費は支払い義務はない、となっていますから。もし、Aさんの責任というなら、それは貸主が証明しないといけないのですが、それは難しいと思います。Aさんから、『支払うつもりはない』と意思表示すれば、それでいいです。」

回答内容を少しかみ砕いて説明すると、Aさんはとても安心したようでした。
やはり、法律の専門家からのアドバイスだと、とても心強いです。

このように、何かあったらすぐに相談できるような連携が弁護士の方々ととれているのは、MIAの大きな強みです。

今年度、その連携を更に一歩進めて、仙台弁護士会の開催する「外国人のための法律相談会」に協力することとなりました。

日本語での相談が難しい方は、MIAから通訳サポーターを派遣することもできます。

受け付けは10月16日からで、まだ少し先なのですが、県内にお住まいの外国人またはご家族からのお申し込みをお待ちしています。

(OZ)

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 クリックするとPDFファイルが開きます。


待てど暮らせど介護の日和

 遠いむかし、かれこれ半年以上前のことです。半年ぐらいで遠いむかしだと!とのご指摘が聞こえてきそうですが、わたくしの心の声としては待てど暮らせど便りのないここ半年近くは、とても長く感じられておりました。昨年度末に今年度介護現場における外国人人材に関するセミナーを委託したいとの打診を宮城県より受けていて、当初は4月当初にもその契約が交わされるような話だったのに・・・なぜか半年近くもずるずると音沙汰がなく、8月にようやく動き出しました。

 ともあれ8月からぼちぼち準備をしてまいりましたが、このたびようやく相整いまして、広報が開始しました。


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 主たる対象は介護事業所の経営者や幹部クラスなど介護の仕事をされている方々ではありますが、この分野に興味のある方々どなたでもご参加いただけますので、どうぞご検討くださいませ。

 技能実習生に「介護」の職種が追加され、今年11月以降介護現場にも技能実習生が入ってきます。他の職種の技能実習生以上に日本語力が求められるため、来日前の日本語の研修がすでに現地では進められているはずです。

 地域で人材を確保しようにも少子高齢化、震災の影響、そして他の産業との人材の取り合いといったことで介護現場の人材不足は特に逼迫していますし、団塊の世代が後期高齢者となる2025年には介護人材不足のピークを迎えると言われており、これを乗り切るために外国人人材の活用が有効で現実的な手段とみなされています。が、果たして現実は如何に。日本語レベルはどうなのだろう?文化の違いによるギャップはあるのだろうか?外国人を雇用するにはどんな準備が必要なのだろうか?地域におけるサポート体制はどうなっているのだろう?おそらくこんな疑問が現場には渦巻いているように思います。このセミナーはそうした疑問にお答えする入口にはなるかなと思います。

 個人的にはホームのようなアウェイのようなフィールドでのおしごとなので、不安半分、楽しみ半分です。登壇者のみなさんの紹介など、今後この場で少しずつしていきますので、どうぞよろしくぺこり。


とーます

来日10年のストレス

 昨日は阿武隈川の堤防を歩きました。出張です。とある研修会に出席するために阿武隈急行の丸森駅から丸森町役場となりの会場まで徒歩30分強、秋の気配を感じつつもじりじりと日差しを浴びて、また少し黒くなった気がします。ダンディには・・・なってないか。

 宮城県社会福祉協議会が地元の市町村の社会福祉協議会と共同開催している災害ボランティアセンターの研修会にお邪魔しました。災害時通訳ボランティア登録者2名も研修を兼ねてご参加いただきました。先月は大衡村でほぼ同じ内容の研修があって、そのときも通訳ボランティアさん4名が参加されました。災害ボランティアセンターの基本を学びました。

 研修の内容もさることながら、通訳ボランティア登録者のみなさんとお会いして、いろいろなお話を伺うのがとても楽しみです。こんな機会でもないと、なかなかゆっくりお話をする時間もないですからね。

 大衡のときは中国出身のWさんから震災のあの日、新幹線に乗って東京から仙台に戻る途中、ちょうど小山付近で地震があり、そのまま小山市内の避難所に2泊して、ようやく戻ってこられたといった話を聞きました。

 昨日は、韓国出身のTさんに久しぶりに会ってゆっくり話ができました。TさんはMIAで日本語を学び、そのほかにもいくつかの日本語教室を「はしご」し、更にはボランティアさんともマンツーマンで日本語の勉強を重ね、ついには日本語能力検定試験の1級に合格、お子さんが小学校に上がったタイミングで介護の資格も取っていまはホームヘルパーの仕事をされています。

とーます「日本に来られて何年経ちましたか?」
Tさん「ちょうど10年ですね。」

と「そうですか、いまでは日本語にほとんどストレスは感じないですよね。」
T「いえいえ、初心を忘れてしまって、まだまだです。ほんとはもっと勉強したいのですけど・・・」

と「いまなにかストレスに感じることはありますか?」
T「小学2年生の子どもがあるスポーツを習っています。大会前などはほぼ毎日の練習になります。」

と「それは送迎するだけでもたいへんですよね。」
T「それはいいんです。娘が好きでやっていることですから。それより、そのスポーツを習いに来ている子どものお母さんたちなんです。」

と「といいますと?」
T「なんかいろいろグループがあるみたいですし、集まって話し合いをしているときに、最初は全然分からなかったので、気軽に自分の意見を言ったら、どうもそれはあまりよくなかったみたいで・・・」

 おお、おお、ディープな日本に直面されているようです。

「だんだん人間関係とかも分かるようになってきたので少し距離を置いていますけど、もう少し風通し良くならないものですかね?」

と言うTさんに、なんと返答してよいものやら。我が愚息が所属するスポーツ少年団にも似たようなことがあります。あれはおそらく日本津々浦々に共通する現象なのではないでしょうか。お母さんコミュニティが最大のストレスですか・・・絶句。


とーます
※鳥取のおみやげ。the Tottoriな感じでありますが、裏返して見ると、成分一覧に梨汁は入っていないようでして、改めてパッケージを見てみればどこにも梨とは書いていないわけでして・・・ともあれ、ありがとうございました。
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お勧めです!MIAの日本語講座

こんにちは!今年の4月から、MIA内に設置されている「みやぎ外国人相談センター」のベトナム語相談員をしているTです。

もともとはベトナムの南部にあるサイゴンという町に暮らしていましたが、7年前の春に仙台に引っ越してきました。仙台は本当に緑が豊かで静かな町ですね。今はもう慣れましたが、こちらに来たばかりの頃はあまりにも静かで寝られないこともありました。

さて、どうしてブログを書いているかというと、今日、MIAの日本語講座の「おしゃべりの時間」で、学習者さんの会話の練習を手伝う機会があり、そこで感じたことを皆さんと分かち合いたかったからです。

学習者の皆さんは日本語を勉強し始めてまだ5か月しかたっていないのに、みんなうまく日本語で自分が言いたいことを表現できていました。そして、語彙量が多いだけではなく、敬語も使えました。「私は5年前に仙台にマイリマシタが、Tさんはいつからコチラにイッラシャイマシタか」と聞かれて、本当にびっくりしました。初級日本語学習者の皆さんがこんなに敬語を使いこなせるなんて、信じられません。考えてみれば、私は20年前から敬語の勉強をしていますが、使うようになったのはつい最近です。おそろしい、おそろしい!

学習者の皆さんが早く上達したのは、やはり環境だと思います。学習者の努力は不可欠ですが、先生方のすばらしいご指導のお蔭でもあります。おそらくMIAの先生方が日本語の知識そして勉強方法を伝えるだけではなく、学習者の皆さんの学習意欲も目覚めさせたのではないかと思います。

使える日本語を習おうと考えている皆さん、MIAの日本語教室はお勧めです。

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以前Watching! MIAでもご紹介しましたが、10月1日に石巻市でベトナム人技能実習生との交流会「石巻に吹くベトナムの風」を開催します。

MIAが昨年度から取り組んでいる、技能実習生と地域住民とのつながり作りの一環として企画したものです。

ご存知のとおり、石巻市は漁業が盛んな町で水産加工の工場も多く、そこで多くの実習生が働いています。

地元の市民団体「国際サークル友好21」では、ベトナム人実習生のための日本語教室を開催していて、そこで学ぶ実習生と支援者の皆さんが今回の交流会の主役です。

実習生による踊りや歌の披露、手作りのベトナム料理の試食、実習生自身によるベトナム紹介のプレゼンテーションなど、いろいろなプログラムを予定しています。

石巻の方々、特に日本語教室の会場となっている「みなと荘」のお近くの方にたくさんご来場いただき、実習生が頑張っている様子を見てもらったり、直接お話をしてもらったりしてほしい、そして同じ地域に暮らす実習生たちとぜひ親しくなってほしい、と考えています。

(OZ)

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※画像をクリックするとPDFファイルが開きます。



すみません、間違いました

 ヒトだから間違いはつきものさ、どんまい よつを・・・じゃなくてとーます

これは、間違った人を慰めることばであって、自分で言うな、おいとーます。

 おしごとで電話をかけることがよくありまして、ときどき間違ってしまうのです。番号の押し間違い、見間違いは日常チャメシゴトですし、え、あれサハンジって読むの、え、まじで、え、え、え・・・ときに気の迷いでお仕事中にピザの注文をしてしまったり・・・しません。

 MIAにご協力いただくみなさまに連絡先をご登録いただいておりますが、お書きになる字にも当然ながら個性がございまして、例えばアラビア数字の7を書くときに縦棒のところにちょんと点をつけて1と区別するといったお国固有のお作法もあれば、全く個人的な癖もあります。タイ語のように数字を書くタイ人とか。ですので、手書きのをデータに書き写すときに見誤ってしまうことがありまして、ついさっきもアメリカ人のPさんに電話したつもりが、先方は明らかに小学生と思しき方。おずおずと「Pさんですか?」とお聞きしたあとに、気まずい空気が電話線を去来しておりました。答え合わせをしてみましたところ、Pさんのものした7はどう見ても2にしか見えないのでした、Orz。

 一方、電話を受けた方だって、唐突に「ダナルボタランポさんですか?」「ペサンジュンさんですか?」と訊かれたら、そりゃ鳩が豆鉄砲くらったようなことになりますよね。そもそも豆鉄砲って銃刀法に違反はしないのか、でも食らうんだから実は美味しいんじゃないかとか、どんどん話が逸れていくのはいつものことでして、それよりなにより、不幸にも間違い電話を受けられた方々には改めましてお詫び申し上げますとともに、今後はなきように鋭意努力をいたしますが、おそらくゼロになることはなく、それどころか今後こちらのコンディションが悪化をたどる中で間違いは右肩上がりになっていく感は否めず、どこかのタイミングでは電話をかける免許を返上する覚悟で、日々の業務に邁進いたす所存でござる。


とーます
※夏休みに一時帰国された韓国のBさんからおみやげ。乳飲料的な味のソフトキャンデー。
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当協会図書資料室は、日本語の学習指導で必要とされる各種教材に特化して整備し、外国人に日本語を教えているボランティアの方々や県内の市町村日本語教室の方々を対象に貸し出しを行っております。

 

この図書資料室に先月と今月整備し、貸し出しを開始した図書を下記の通り、ご紹介します。

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「外国人の介護国試合格BOOK」

発行:株式会テコム出版事業部

 

「はじめて学ぶ介護の日本語 基本のことば」

発行:株式会社スリーエーネットワーク

 

「文法まとめリスニング初級1?日本語初級?大地準拠?」

発行:株式会社スリーエーネットワーク

 

「できる日本語 初中級 本冊」

発行:株式会社アルク

 

みんなの日本語初級2 第2版 漢字 ベトナム語版」

発行:株式会社スリーエーネットワーク

 

「日本語能力試験(JLPT)対策 日本語総まとめN4 漢字・ことば」

発行:株式会社アスク出版

 

「日本語能力試験(JLPT)対策 日本語総まとめN5 かんじ・ことば・ぶんぽう・読む・聞く」

発行:株式会社アスク出版

 

「外国人の子ども白書」

発行:株式会社明石書店

 

「日本語を教えよう!2018

発行:イカロス出版株式会社

 

また、当協会の図書資料室へ下記の1冊が寄贈されました。

 

東アジアで学ぶ文化人類学

発行:株式会社昭和堂

 

ご関心のある方は、当協会図書資料室にぜひ足をお運び下さい。

 

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8月のある日の学校訪問プログラム

はじめまして、Wです。
7月からMIAで勤務しています。
国際理解教育支援事業(学校訪問プログラム)を担当しており、MIAに登録してくださっている外国人講師の方々を学校に派遣する仕事をしています。

派遣する身として、学校訪問の様子を実際に見てみたい!ということで、8月末に仙台市内の学校で行われた国際理解教育のイベントに行ってまいりました。
学校訪問プログラムは通常3人1組で学校を訪問し、子どもたちにそれぞれの国の紹介をしますが、この日は10人の講師が発表をしました。

まずは全体会。
それぞれ自分の国の言語(複数話す方も!)と日本語で自己紹介をしました。

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全体会では「ここが変だよ日本人!」的に「日本(人)のおかしいと思うところ」「素晴らしいと思うところ」も発表してもらいました。
例えば、「道端ですれ違った人がハンカチを落としたから、拾って渡してあげたら『すみません』と言われた。なんで謝るの!?」など。
司会の先生が「それはきっと自分がハンカチを落としたことで、相手の動きを止めてしまってすみません、ということなんでしょうねぇ」とフォローも入れていましたが、言われてみれば確かに日本人は「すみません」と言い過ぎているのかもしれません。
こういった特集はテレビでもよく見ますが、やっぱり生の声の方がリアルにきますね。

その後は各テーブルについて、子ども達にそれぞれ自分の国の紹介をしてもらいました。

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話をするだけではなく、子ども達に民族衣装を着させてあげたり、コマ回しをレクチャーしたり。講師のみなさんが様々な工夫を凝らしてくださったおかげで、会場は大盛り上がり!
ダンスのレクチャーでは、子ども達は恥ずかしそうにしながらも、笑顔が弾けていました!

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講師のみなさんのおかげで、イベントを盛り上げることができました!
終了後に講師のみなさん+私も入れていただき、セルフィ!

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今回初めてプログラムに参加したり、参加したことはあるけれど初対面だった方もいたのですが、みなさんすぐ仲良くなり、和気あいあいとした雰囲気で終えることができました。

MIAではこの国際理解教育支援事業(学校訪問プログラム)の講師を随時募集中です!
興味のある方、周りに興味のありそうな方がいれば是非!
詳しくはMIAのホームページへ→http://mia-miyagi.jp/

W


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