初めての民生委員研修

 来週は、せんだい豊齢学園のほかにもうひとつ出張します。大崎地域の民生委員児童委員の役員さんが集まる場所で在住外国人についてお話をする機会をいただきました。一昨年より宮城県庁職員と一緒に市町村を回って、役所役場の方と在住外国人に関する情報交換を行っているのですが、昨年大崎市役所を訪れたことがきっかけになったようです。

 前からやってみたかったことがひとつありまして、この研修の場でやってみようと思っています。それは、日本人と外国人、日本で暮らすにあたって違いは何か、何は同じなのかという具体的な識別です。ふたつの円を重ね合せて、共通項はこれ、Aだけはこれ、Bだけはこれという図があるじゃないですか(言わんとすること伝わります?)実は、公的なサービス、義務、権利といったものは日本人、外国人でさほど違いがないのです。言うなれば、日本人と外国人というふたつの円は日本での社会生活面においてはけっこう重なり合っていると言えるのではないかと思っています。外国人だからといって消費税が免除されるわけではありませんし、日本人外国人を問わず子どもは等しく教育を受ける権利が保障されていますし、介護サービスは日本に在留するすべての人が対象となります。そういうのを図式化して、具体的に提示することで、適切な違いを理解することにつながるのではないかと。

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※こんなイメージです。

 これをやることで情緒的な区別が炙り出せるのではないかとも思っています。日本語で「ちょっとお聞きしたいのですが」とお問い合わせをしているのにもかかわらずその方が見た感じ日本人じゃないと見るや否や、「あ、外国の方でしたら、あちらに電話してください」と脊髄反射的に我々みやぎ外国人相談センターを紹介されるなんてたらいまわしがたびたびあります。これって、あまりに外国人を情緒的に区別しているからではないかと思うのです。そして、上記のどれが違ってどれが同じかが全然分からないからでもあるのかなと想像しています。

 住民という立場においては、日本人と外国人は案外区別されず、等しく扱われること、かといって何から何まですべて全く同じというわけにはいかないこと、扱いは同じだけれど手続き上、運用上、細かな違いがあること、こんなことをお伝えしようと思います。

 興味を持って聞いていただけるかしら?これまで見聞体験したネタ、総動員しないと。そして、民生委員さんが地域でどんな情報を知り、どんな課題意識をお持ちなのかお聞きできればなあ。


とーます

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このページは、MIAが2017年6月14日 10:25に書いたブログ記事です。

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