待てば介護の日和あり

 自治体国際化協会(CLAIR)から助成金を得て2015年に実施した「定住外国人とともに学ぶ実践介護塾」(このブログでも昨年度いくつも書いておりますのでご興味ございましたらバックナンバーをどうぞ、いつもより真面目さ5%増しで書いています)。助成金を受けてやるおしごとは打ち上げ花火みたいにその場限り、その年限りで終わってしまうこともありまして、そこが頭痛の種です。

 あれから約1年を経て、県庁の高齢者福祉を司るセクションから来年度の新規事業について相談がありました。ふたつお話があって、ひとつはEPAで来日している介護士候補生や既に介護の現場で働く定住外国人のスキルアップを目指すこと。もうひとつは技能実習生や在留資格「介護」で現場に外国人が入ってくることについて介護施設側の理解を促すこと。


 実践介護塾の実施において、外国人を巡る3つの視点をもって臨んでいました。

1.介護サービスを受ける外国人
2.介護サービスを受ける日本人の家族(妻・嫁)としての外国人
3.(介護現場の)同僚としての外国人

 来年度はこの「3」について、外国人向けと施設向けとふたつの新事業が動き出しそうです。

 これで打ち上げ花火一発ではなくなりそうで、担当としてはそれがいちばんありがたいです。さっそく、こないだはある大規模施設の施設長の講演会を聞きに行ったり、勉強が始まっています。日本語学校の学生を入れるために幹部クラスのベトナム人を要請されているなどさまざまな動きがぼちぼち始まっているようです。

 また、宮城県に暮らす外国人(外国出身者)のうち、介護施設で働いている人、介護の資格を持っている人を軽く調査したところ、両手両足で足りないくらいの人がカウントされました。我々が存じ上げないだけの方もおそらくは相当数いらっしゃると思うので、実はずいぶんたくさんいるんだなあと改めて思いました。

 来年度、ブログ上では介護ネタが増えると思います。認知症の予防法なども知り得たならばこちらで紹介します、覚えていられるかが問題なのですけれど。


とーます
佐々木先生と集合写真.JPG
※実践介護塾では施設見学も行いました。せんだんの丘にて。

このブログ記事について

このページは、MIAが2016年12月13日 09:55に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「法律相談の敷居を低く」です。

次のブログ記事は「もうすぐ冬休み」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。