皆勤賞は有り難い

 てーへんでっせ、だんな。間もなく年貢の納め時、いまどきは決算とかまっさんとか言うとか言わねえとか、まあとにかくそろそろどんだけ金使うのかはっきりしろいというお達しで、ガラにもなく、いやね、ガラったって鶏ガラじゃねえよ、ガラガラヘビがやってきた、ふざけてんじゃねえよ、いつだって真剣でい、真剣にふざけてるって、おっとっと。

 その決算の納め時で、あちこち資料やら飼料やら死霊やらを引っ張り出して来て、やだねえあんた死霊だなんて怖いよ、埴谷雄高じゃあるめえし、あれは「しれい」らしいけど、そんなことはどうだっていいんで、決算のためにおっさん計算たくさんおつかれさん、とまあこういうわけだ。

 なにね、日本語講座の閉講式のときにさ、初級のクラス60回を一回も休まなかった二宮金次郎みてえに頑張った方々にね、少しばかりすーぶにーる、いけねえ、ときどき洋行帰りの悪い癖で横文字が出てきやがる、洋行ったってこちとらせいぜい浦戸諸島ぐらいしか行ったことはねえけれど、そんなことはかまいやしねえ、海を渡ったんだから洋行ってなもんだ、ところでなんの話だ、そうそう二宮金次郎だ。二宮さんに少しばかりおみやげさんを差し上げるという話だ。

 いまはちょうど冬休み中だけれど、12月まで一回も休まなかった二宮さんが何人いるか、出欠簿を確認してみたら、これがてーへんだてーへんじゃねえのって。ここ10年ぐらい遡っても皆勤賞って1年にひとりぐらい出れば大したもんだという塩梅よ。それぐらい「有り難い」二宮さんだから粗品でも送ってみんなで祝おうじゃねえのってやってたわけよ。

 ところが、2015年の4月からのコースで、前代未聞の皆勤賞4名。そりゃ慌てたよ。校庭に二宮さんの像が4体も並んでたら、ってこれは全くの妄想だ。「有り難い」人が4人もいたんだから、こりゃ大いにありがてえ。

 そしてそして、昨年10月からのコース。12月の冬休み入りまでに43回授業が終わってるんだけど、一回も休んでなかった二宮さんが何人いたと思う。9人だよ、ダンナ。校庭が二宮さんで足の踏み場も・・・おっと、またして妄想だ。

 この調子だと、粗品を粗粗粗粗粗品にグレードダウンさせてよっちゃんイカ一袋にするとか、担当者が知恵を絞ってなんとかするか。閉講式までまだひと月以上あるから、そうだなあいまから種まいて・・・いやあ、釣りに行って魚を・・・ここは神頼みの宝くじ・・・ダメだ、この担当者まるで役に立たねえ。

 トウヘンボクの担当者じゃまるでらちが明かねえから、お代官様、いまでいうところの会計担当者にこの窮状を訴えて、お願いしたさ。いま必死に考えてくださっている。ありがてえ。

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※10月、開講式での初々しいあいさつ。ういうい。

 というわけで、受講生のみなさん。来週からまた授業が再開します。みなさんに会えるのを担当者一同(ひとりしかいない)楽しみにしています。


とーます
※漢字のクラスは明後日8日(金)からですよ。
※歳のせいでしょうか、最近落語がちょっとずつ面白くなってきています。どちらかというと新作落語の方が好きなんですけど。特に、圓歌さんと柳昇さんが好きです。


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このページは、MIAが2016年1月 6日 16:30に書いたブログ記事です。

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