じっけんくん、やさしいにほんごにちょうせんしてみた

 はあい、ぼくはじっけんくん。きょうはやさしいにほんごのじっけんについてかくよ。(・・・これ以上ひらがなだけで行くと返って読みにくいというご批判がありそうなので適宜漢字に変換します)

 MIAには通訳のボランティア登録の制度があって、年度ごとに登録の更新をしているんだ。現在登録をしてくれている人に「来年度も登録してくれますか?」「住所などお変わりありませんか?」みたいな文書を送って、お返事をもらうわけ。できるだけ多くの人に協力してもらう方がぼくたちだって心強いから、返事がたくさん来るとうれしいんだけど、3月って特に気忙しいせいか、なかなか思うように返事が来ないんだ。

 いや、気忙しいせいだけじゃない。文書があまりにお役所的、網羅的、旧態依然としていることもきっとよくないんだ。具体例を見せるね。これは数年前にMIAが出した文書。

更新確認文書(H21共用).jpg

 この他に回答用のはがきを入れていたんだけど、まあよくある文書だよね。

 例えば、今年度(平成26年度)だと、4つのカテゴリー(保健・医療、生活相談、外国籍の子ども、災害時)にまたがるMIA外国人支援通訳サポーターの登録者総数は238人。そのうち、外国出身者が過半数の131人もいるんだ。

 以前から、文書にふりがなを振ってほしいといったリクエストはぼちぼちあったんだ。「通訳なのに漢字が読めない?」って思う人がいるかもしれないね。プロフェッショナルな通訳だったらまた違うんだろうけど、ボランティアで協力をしてくれている人たちの中には聞いたり、話したりするのは得意だけど、漢字を読んだり、書いたりするのは苦手っていう人もいるんだ。耳で覚えるタイプの人ってけっこう多いんだ。

 それで、ここ何年かかけて少しずつ文書を手直ししてきたんだ。特に今回は余計な部分をバッサリと落として、回答書とセットにしてすごおく簡単にしてみたんだ、こんな風に↓↓↓

H27サポーター継続登録確認書.jpg
※差し込み印刷なので、この写真のところどころに変な表示があるんだ、ゆるしてチョリソー。


 結果が気になるよね。5年前の回収率は残念ながら数字としては残っていないけど、感覚としては5割どころか3分の1を超えるかどうかぐらいだったんじゃないかな。とーますが返事のない人に片っ端から電話かけしてたもの。それが、今回はなんと65%以上の回答がもう届いている。外国出身者も6割近い回収率で、日本人は8割弱。すごいすごーい。

 結論、文書は簡潔な方がいい。それは日本人にも分かりやすいってことだね。

 さあ、次は何の実験をしようかな。


じっけんくん
とーます代筆

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このページは、MIAが2015年3月31日 10:15に書いたブログ記事です。

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