小関一絵さん・・・パブリックフォーラムの登壇者その4

 気づけば来週末に迫ってまいりました、国連防災世界会議。登壇者のご紹介もあとおふたりです。

 小関一絵さんは現在、当協会で運営する「みやぎ外国人相談センター」中国語相談員としてもご活躍いただいております。元々は中国の歯医者さん。日本人の夫と知り合ってご結婚され、それからずっと仙台にお住まいです。

 震災直後、小関さんは一本の電話を受け取ります。東京の中国大使館からでした。「邦人保護のために、中国から新潟に臨時の飛行機を飛ばせている。が、被災地から新潟までの移動手段が確保できない。協力してもらえないだろうか?」

 小関さんは、そこから県内のバス会社を虱潰しに当たり、どこからもガソリンがないことを理由に断られます。続いて、隣の山形県のあるバス会社に電話したところ、初めて「なんとかしましょう」ということで、一大プロジェクトが動き出しました。当時の様子がいくつかのサイトで紹介されています。

駐日中国大使館のサイト

新華網

サポセンかわら版(これは日本語です)

 震災後の3月某日、新潟のある体育館には中国人が数千人待機していたという話も聞きました。被災地各地から小関さんらが手配したバスに乗って新潟まで来たものの、今度は飛行機の手配、登場手配が間に合わなかったということだったのでしょうか。たいへんな混乱でしたし、私たちの相談対応においてもこの「新潟行のバス」について、何度ご案内したことか。

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※3月15日ごろのMIA震災関連情報掲示板。真ん中上段に「外国バス」「中国」という文字が見えますでしょうか。

 このバスの手配がひと段落すると、MIAに災害時通訳ボランティアとしてお越しいただき、電話の対応などでお世話になりました。

 小関さんもまた、MIAが震災をともに乗り越えてきた「戦友」のひとりなのです。


とーます

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このページは、MIAが2015年3月 3日 19:36に書いたブログ記事です。

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