2014年3月アーカイブ

花マルのセミナー

先日、このブログでもお知らせをしていた「MIA日本語ボランティアセミナー」が開催されました。

IMG_1163_2.JPG
56名の方が参加。


「漢字は楽しい!ー地域日本語教室向けの教材を使った楽しい漢字の教え方ー」というテーマでの鈴木英子さんのお話は、本当に「楽しい!」講義で、あっという間に時間が過ぎました。


IMG_1179_2.JPG
終始この笑顔でお話ししてくださいました。
そのお人柄に魅了された方も多かったようです。


IMG_1198_2.JPG
MIAスタッフは『使って覚える楽しい漢字』を会場内で販売。
「日本語教室の皆さんには後で無料で送りますからね」と再三アナウンスしたのですが、待ちきれずにこの場で購入してくれた方が多かったです。
(こうして見ると、我々、出版社の凡〇社かスリー〇ー〇ットワークの人のようですね。)


このセミナー(と言いますか英子先生のお話)、アンケートの結果がとても良かったのですが、単に「良い」のレベルを超えていて、アンケート用紙から参加者の興奮や熱い思いが伝わってくるかのようでした。

「1 ー 5」の5段階で内容を評価してもらう設問があり、「5」とした方が多かったのですが、中には「5」を選ぶだけでは不十分だと感じた方もいたようで、花マルや二重マルを付けた方が複数いたのです。

P3310314.JPG
初めて見ました、こんなアンケート。

ワープロソフトでタイプし直したのでは、この「熱気」は伝わらないかな、と思ってそのままコピーして英子先生にお渡したところ、
「宝物にします!」
と笑顔でおっしゃっていました。

英子先生、参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

(OZ)

 

 つい先週ぐらいまで寒さにうち震えていましたが、今週からはくしゃみに身震いするようになりました。学生のころはカモガヤ花粉のみの反応で、症状が始まるのは5月の連休明けでしたが、最近は杉でもなんでもござれのマルチタレント状態でござんす。うらめしや。

 さてさて、昨日はMIA外国人支援通訳サポーターの平成26年度の登録証の作製発送作業をしておりましたところ、同僚OZがカメラを持ってきてぱしゃぱしゃとやり始めました。魂を吸いとられるので写真を撮られるのは心底嫌なのです、と苦情を申し上げたところ、「御前を撮っているのではない」と。

P1180488.jpg

 ラミネーターという機械があります。病院の診察券やポイントカードで透明な硬いフィルムに覆われているようなもの、あれを想起していただければと思いますが、その加工機械です。手順としては、

1、ふにゃふにゃのラミネートフィルムに加工したい紙を挟む
2、ラミネーターの電源を入れ、ローラーの温度を上げる
3、挿入口に1を差し入れる
4、向こう側から熱処理されて硬くなったフィルムが出てくる

 熱溶着の原理を利用した機械です。

 余計な講釈でございました。ともあれ、同僚OZが撮ったのは草臥れた中年のおっさんではなく、機械、作業風景だったのです。魂を吸いとられなかった安堵よりも、なぜかどこかに寂しさと憤りを覚え、また震えが起こってきました。

 この時期になると、年度更新となる各種作業が発生します。「MIA外国人支援通訳サポーター」の登録更新もその一つです。来年度も引き続きご協力いただけるという方々に新しい登録証を作ってお送りする訳です。季節の風物詩です!?

 登録証とともに、研修会のご案内も同封しました。年度当初に通訳サポーター向けの研修会を行います。新たに登録を希望される方も対象としておりますので、ご関心のある方は、奮ってご参加くださいませ。

 以下、詳細です。



平成26年度MIA外国人支援通訳サポーター&災害時通訳ボランティア
登録前&スキルアップ研修会のご案内

主催:MIA公益財団法人宮城県国際化協会
日時:平成26年4月19日(土)13:30-16:00
会場:エルパーク仙台セミナーホール1(141ビル仙台三越定禅寺通館5階)

 この研修会は、県内に在住、または旅行などで宮城県にいらした外国人が、保健・医療の現場や行政窓口などにおいて、日本語ができないことで不利益をこうむらないよう県民レベルで支援するため「MIA外国人支援通訳サポーター登録希望者と既登録者」を対象として実施します。
 今回は、宮城県警察通訳センターと第二管区海上保安本部からそれぞれ外国人が関する事件、事故の状況をご報告いただくほか、平成25年度のMIA外国人支援通訳サポーターの派遣内容、件数などの実績報告、さらには25年度内に実際に派遣された通訳サポーターの方々の経験談を共有する場としたいと思います。
 参加を希望される方は、4月17日(木)までに当協会までお申し込みください。

プログラム(予定)
13:30    基調報告1
    「県警通訳センターから見た県内外国人の状況」
    宮城県警察本部組織犯罪対策課宮城県警察通訳センター

13:55    基調報告2
    「第二管区海上保安本部が担当する外国人船員の事件、事故」
    第二管区海上保安本部

14:20    基礎講座
    「MIA外国人支援通訳サポーター運用ガイドラインの確認と
    平成25年度の派遣実績について」

14:30    パネルディスカッション
    「通訳サポーター活動 気づきと学び」
    保健医療(地域の病院での通訳) 畢 麗君さん(中国語)
    生活相談(海上事件の捜査通訳) リン ボク フンさん(ベトナム語)
    生活相談(女性相談現場での通訳) 渡辺 ドゥルセさん(タガログ語)

15:30    言語別自主学習会のご案内/新規登録者個別面談
16:00    閉会


とーます

松島のチャリティイベント

 長らく放置しました。平伏叩頭お詫びします。家族のインフルエンザの介護やら年度末やらその他諸々、思い出せないくらいいろんなことがありました。

 さて、松島町国際交流協会主催のチャリティイベント、「がんばれ、フィリピンの子どもたち」をご紹介します。

松島.jpg

 昨年11月に発生したフィリピンの巨大台風の被災者支援を行ったフィリピンコミュニティミヤギの創設者「庄司マリーン」さんから報告があります。マリーンさんたちは、仙台市内で街頭募金などを行って支援金を集め、今年1月に被災地に実際に赴き、支援物資を配ってまいりました。当日は、貴重なお話が聞けると思います。そのほかにも、各国の歌や踊りなどの披露もあります。

 なお、倶楽部MIA4月号で庄司マリーンさんたちの活動を紹介していますので、そちらもご覧くださいませ。


とーます

先日、東北中国帰国者支援・交流センターの日本語学習発表会に出席してきました。

MIAの日本語の先生方や、ボランティア登録をされている方も大勢関わっていて、合唱の際の指揮に、ハンドベルでのパフォーマンスにと大活躍されていました。

合唱は、高齢の方が多かったせいもあって、歌い出しやテンポが揃わなかったり、機材がうまく機能しなかったりして、指揮者役だったSさんは、練習の成果が十分に発揮できなかったと、少々残念がっていました。

でも、全てが予定通りにきっちり進んでいくより、ちょっとしたハプニングという「余白」があったほうが、却ってリラックスして鑑賞することができました。

何より、帰国者の皆さんが、少々のことには動じず一生懸命日頃の成果を見せようとしている姿は、ほのぼのと心温まるものでした。

後日Sさんから届いたメールには、発表会後の帰国者と講師とのやり取りの様子が記されていました。

帰国者「とても楽しかった!合唱を間違えたところが面白かった」

講師「あんなに間違えたのに、どうして?」

帰国者「だって、ふつう歳とってみんなの前で発表するような機会はないでしょ。75歳にもなってみんなの前で発表できて、それを見てもらえるんだからとっても嬉しい!」

・・・なるほど、そういう思いでこの会に臨んでいたのですね。

大勢のお客さんの前で、キラキラした照明の中で発表する機会というのは、それだけで「晴れの舞台」なのかもしれません。

多少の間違いは、皆さんにとってはそんなに問題ないことなのかも。

ステージ上の皆さんが、緊張しつつも生き生きとした表情をしていた理由がわかったような気がします。

そして、講師と帰国者のそんなやり取りを受けての、Sさんの
「みなさん、なんでも楽しめる逞しい方々で、元気・勇気・やる気をいただいた次第です」
というコメントにも、大きく肯かされました。


P1180406_2.JPG

P1180411_2.JPG

P1180441_2.JPG

(OZ)

 

市町村日本語教室連絡会議

少し前の話になりますが、「市町村日本語教室連絡会議」が開催されました。

県内各地の日本語教室の代表の方々に集まっていただくこの会議ですが、今年はMIA日本語講座の「おしゃべりの時間」を見学していただき、それについて意見交換をする、という内容でした。

時間になって、「では、どうぞー」と会議の参加者を「おしゃべり」の会場に案内してから気付いたのですが、「おしゃべり」をしている学習者やボランティアの方々にとっては、「見られる」ことは、かなりのプレッシャーになったようです。

こちらとしては
「とてもいい活動なので、とにかく実際の様子を他の教室の方々にも見てほしい!」
という一心でグイグイと企画したものなのですが、「見られる」方々の思いについては、いま一つ頭が回っておらず(スイマセン)、会が始まってからのコーディネーターの方々の
「大丈夫ですかねー・・・」
という、至極まっとうな憂慮の声に冷や汗がタラリ・・・。

でも、こちらの周回遅れの心配をよそに、いったん活動が始まると学習者もボランティアの皆さんも実に堂々としたもので、見学者に取り囲まれながらも、どのグループもいつもと同じように楽しく「おしゃべり」に花を咲かせていました。

その様子を見て、見学した方々もいろいろと感じていただくことがあったようです。みなさんに書いていただいた感想を見てみると、

・受講生の明るい笑顔が良かった。自分の国のことを話しているグループが多かったが、考えながら自国のことを話しており、会話の上達の程度が早まると感じました。

・活き活きとたクラス運営は各教室の夢だろうと思います。その夢を現実にすることができると思わせてくれる内容でした。

・このような機会をこちらでも取り入れてみようと思う。なるべく発話させるよう、声がけもスムーズだった。

などなど、「おしゃべり」の活動を肯定的に捉えてくれたものがたくさん見られました。

見学の時間のあとの意見交換の時間でも、「おしゃべり」の目的やその具体的な進め方などについて活発なやりとりがなされ、みなさんの関心の高さが窺えました。

良かったです。学習者、ボランティア、コーディネーターの方々が感じたプレッシャーが報われたのではないでしょうか。ご協力ありがとうございました。今回の連絡会議をきっかけとして、他の教室でも「おしゃべり」型の活動を採り入れてくれれば、と思います。

P2180115_2.JPG

P2180118_2.JPG

P2180125_2.JPG

(OZ)
 

このアーカイブについて

このページには、2014年3月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2014年2月です。

次のアーカイブは2014年4月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。