気仙沼ふたたび

 今日は、旧暦の大晦日。中国、韓国では明日の春節に向け、みなさんてんてこ舞いのことでありましょう。我が日本は、年が変わって早1か月、年の瀬の背中が少しずつ見えて...まだ見えませんね、失敬。

 さて、昨日は当協会の国際理解教育支援事業、通称外国人講師派遣プログラムにて気仙沼市の大谷小学校、大谷中学校、津谷幼稚園への派遣に同行してまいりました。震災後、JR気仙沼線が一部不通のままということで、当協会がレンタカーにて講師を送迎してきています。旧本吉町時代からこのプログラムを熱心にご利用いただいてきたという経緯もあり、今年度も昨日が3回目のレンタカー派遣でした。

 震災の年からその運転手として気仙沼に足を運んでいます。変わったこともあれば、変わっていないこともあります。例えば、学校の校庭などの敷地内にある仮設住宅には今なお多くの方が住んでいらっしゃいます。いまだ落ち着き先が定まらなかったり、宅地の造成を待たなければならなかったり・・・昨日、大谷小学校の先生に伺ったところ、震災後も児童数には目立った変動がないそうです。仕事を失われた方も多いかと思いますが、復興関係の仕事や元々のお仕事が再開したりというところでしょうか。気仙沼市役所の方によると、選ばなければ仕事はたくさんあるのだそうです。国道45号線の海沿いを走っていると、とにかくトラックがたくさん走っていますし、海っぷちには大量の砂や土が運び込まれ、嵩上げのために盛り土がなされようとしています。去年には見られなかった風景です。

 帰り道は、まだ行ったことがないという外国人講師もいたので、ちょっとだけ遠回りをして、南三陸の防災庁舎を訪れました。志津川の旧中心部にさしかかると、防災庁舎があろう方向には巨大な盛り土の山があり、防災庁舎の最上階だけがわずかにちょこんと見えました。防災庁舎前には観光バスが数台。私たちが線香を手向けていると、別の外国人の団体も神妙な面持ちで庁舎を仰いでいました。次に来たときには、ひょっとするともうないのかもしれません、この防災庁舎も・・・


とーます

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このページは、MIAが2014年1月30日 14:35に書いたブログ記事です。

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