2014年1月アーカイブ

MIA日本語ボランティアセミナー

このブログでご紹介したテキスト「使って覚える楽しい漢字」の著者のお一人である鈴木英子さんを講師としたセミナーを開催します。

↓ 詳細はこちらをクリック(PDFファイルが開きます)

140322_nichibo_2.gif

英子先生は、MIA日本語講座の全体コーディネートを担当されていますが、これまで「日本語を教えたい人のための はじめての授業キット」「漢字授業の作り方」という素材集・本を執筆され、全国各地の研修会で漢字の教え方のコツをボランティアの方々に伝えてきました。

各所でのご活躍の様子を知った方々からの、
「宮城ではまだなの?」
「県外だと聞きたくても行けないので、ぜひ地元でも!」
という多くのリクエストに応え、このたび、満を持して(?)、MIA主催でこのセミナーを開催することとしました。

いつでも元気いっぱい、自他ともに認める永遠の25歳(!)の英子先生とっておきの、「漢字を楽しく教える秘訣」をたくさんの人に聞いていただければと思います。

また、後半は、お茶とお菓子を囲んでの懇談の時間となっていますので、他のボランティアの方々とのネットワークを広げる機会としてもご活用ください。

日本語ボランティアの皆さんのお申込みをお待ちしています。


・・・「永遠の25歳」の最近のエピソード・・・
先日の「おしゃべりの時間」のなかで、皆で「羽根つき」をしたのですが、英子先生は、
「もう何十年もやっていないから!」
と、事前に別室で黙々と自主練習に励んでいたのでした。
何事にも手加減なく真剣に取り組むそのお姿に、いたく感銘を受けた次第です。

しかも、その「羽根つき」の目的は、ペアになってなるべく長く羽根をついて楽しむことだったのですが、英子先生は、
「ダブルスで打ち合いの勝負するのかと思った!」
のだとか。
素晴らしいアスリート魂です。

(OZ) 

気仙沼ふたたび

 今日は、旧暦の大晦日。中国、韓国では明日の春節に向け、みなさんてんてこ舞いのことでありましょう。我が日本は、年が変わって早1か月、年の瀬の背中が少しずつ見えて...まだ見えませんね、失敬。

 さて、昨日は当協会の国際理解教育支援事業、通称外国人講師派遣プログラムにて気仙沼市の大谷小学校、大谷中学校、津谷幼稚園への派遣に同行してまいりました。震災後、JR気仙沼線が一部不通のままということで、当協会がレンタカーにて講師を送迎してきています。旧本吉町時代からこのプログラムを熱心にご利用いただいてきたという経緯もあり、今年度も昨日が3回目のレンタカー派遣でした。

 震災の年からその運転手として気仙沼に足を運んでいます。変わったこともあれば、変わっていないこともあります。例えば、学校の校庭などの敷地内にある仮設住宅には今なお多くの方が住んでいらっしゃいます。いまだ落ち着き先が定まらなかったり、宅地の造成を待たなければならなかったり・・・昨日、大谷小学校の先生に伺ったところ、震災後も児童数には目立った変動がないそうです。仕事を失われた方も多いかと思いますが、復興関係の仕事や元々のお仕事が再開したりというところでしょうか。気仙沼市役所の方によると、選ばなければ仕事はたくさんあるのだそうです。国道45号線の海沿いを走っていると、とにかくトラックがたくさん走っていますし、海っぷちには大量の砂や土が運び込まれ、嵩上げのために盛り土がなされようとしています。去年には見られなかった風景です。

 帰り道は、まだ行ったことがないという外国人講師もいたので、ちょっとだけ遠回りをして、南三陸の防災庁舎を訪れました。志津川の旧中心部にさしかかると、防災庁舎があろう方向には巨大な盛り土の山があり、防災庁舎の最上階だけがわずかにちょこんと見えました。防災庁舎前には観光バスが数台。私たちが線香を手向けていると、別の外国人の団体も神妙な面持ちで庁舎を仰いでいました。次に来たときには、ひょっとするともうないのかもしれません、この防災庁舎も・・・


とーます

文明開化!

最近MIAに来たスグレれもの。
connector_1.jpg
これはiPhoneとテレビをつなぐものです。

日本語講座の先生に、
「スマホからテレビに画像が映し出せたら便利かも」
というリクエストをいただき、購入することとなりました。

早速つないでみると、iPhoneに保存されたデータが、テレビ画面に大映しに。
connector_2.jpg
「おお!これはスゴイかも!」

最初に試したのは私のiPhoneだったので、うっかり不適切な画像が出たりしたら大変だと、若干ドキドキしながらの操作だったのですが、テレビに映った写真は、当たり前ですが、iPhoneで見るのとは違って、なかなかの迫力です。

これなら、
語彙や文型を導入する絵カードの代わりに写真を映したり、
日本の文化や習慣を紹介する際に動画を見せたり、
または学習者がスピーチをする際に自分のiPhoneから画像を見せたり、
などなど、新たな視覚教材としていろいろ使えそうです。

早速、夜のクラスで、T先生が「かるた(百人一首)」の紹介をする際に、ご自分のスマホに録画保存したニュース映像をテレビに映していました。学習者からの反応も上々だったようです。

MIA日本語教室に訪れたデジタル化の波(「さざ波」程度でしょうか?)。
ちょっとした文明開化と言えるかもしれません(笑)。

(OZ)

 

間もなく!です

このブログでも何度かご紹介していますが、MIAの日本語講座の先生方が中心になって、オリジナルの漢字のテキストを作成しています。

ずいぶんと前からコツコツと続けられてきたこのプロジェクト。

全体の内容も確定したということで、MIAがお手伝いをして印刷製本することになりました。

実際に印刷に取り掛かるまでにちょっと時間を要してしまい、編集メンバーのお一人に
「私が元気なうちにぜひ印刷されたものが見たいなあ・・・」
と冗談を言わせてしまうほど(笑)、ご心配をお掛けしたのですが、いよいよ校正の段階になりました。

P1230009.JPG

ページのずれや、印刷がはっきりしない箇所など、まだ修正箇所がたくさんありますが、ここまで来たら、もうゴールは間近。

「今年度中には出来上がります!」と、これまで各所で前宣伝をしていたのですが、どうやらその約束は守れそうです。

(OZ)

FACEBOOK MIA公式ページ開設しました

だいぶ遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。

今年も引き続き宜しくお願いします。

皆さんに一つご報告があります
タイトルの通り、MIAもフェイスブックの世界に入りました。

FB部長に任命され、着々と準備を進んできましたが、
やっと心の準備(?)が終わったので公開します(笑)

MIAのFACEBOOK公式ページは
下記のURLか、QRコードでアクセスできます。




Facebookユーザーの方は、ぜひ「いいね」押してください!
よろしくお願いします。


fb.jpg


34


locks of love

 日本語講座の夜間クラスを受講しているアメリカ人のSさん。授業が始まる前にMIAの事務所に立ち寄って、アメリカのおみやげのチョコレートを私たちにおすそ分けしてくれました。

 そのSさん、トレードマークの長髪がなくなり、後姿がなんだかさっぱり。

ヘアドネーション前2.jpg
昨年秋。これくらい長かったのが・・・

ヘアードネーション2.jpg
これこの通り。

 「アメリカで切って来たんですか?」の問いに、返ってきた答えが「Locks of love」というもの。小児がんや白血病の治療で髪を失ったお子さんのために長く伸ばした髪を寄付して、それでウィッグを作るのだそうです。調べてみると、hair donationなどという言い方で、日本でも同様の活動はあるようです。「Locks of love」直訳すれば「愛情の束」ということになるのでしょうか。とても英語的な表現だなと感じました。

「それで、Sさん。そのために髪を伸ばしていたんですか?」
「もちろん!」
と、あっさり答えたSさん。

 チョコレート以上のおみやげ話をお聞きした思いです。


とーます

多文化共生シンポジウム in 石巻

MIAのホームページでもお知らせしていますが、「多文化共生シンポジウム」が石巻市で開催されます。

「多文化共生シンポジウム in 石巻」

日時:2014年1月26日(日)13:00 - 15:30

場所:石巻市遊学館大会議室(石巻市北村字前山15-1、Tel:0225-72-3561)

内容:基調講演「在住外国籍住民の安否確認ー東日本大震災をふりかえってー」
   パネルディスカッション「外国人の地域社会参画による地域づくり」

入場:無料(要予約)

お問合せ&お申込み:宮城県経済商工観光部国際経済・交流課
Tel:022-211-2972
メール:kokusai@pref.miyagi.jp

主催:宮城県、宮城県人権啓発活動ネットワーク協議会

共催:石巻市、宮城県国際化協会

詳細はチラシ(PDF)をご覧ください。 ※↓クリックすると拡大します。

140126_ishinomaki.png

授業を休みます

 さきほどの電話。

「わたしは、Cです。」
本日から再開する日本語夜間講座の受講生、南アフリカ出身のCさんから。

「何ですか?」
「日本語講座のT先生に伝えてください。今日は、裸参りに出ますので授業に出れません。」
「裸参り!?分かりました。寒いですから、頑張ってください。」
「はーい、頑張ります!!」

 わお。日本のこのような行事に参加される好奇心、意欲、若さに心より敬意を表します。

 めりー小正月。


とーます

日本人だったよ

 仕事始めの週でしたが、振り替え休日をもらいました。娘の幼稚園がまだ冬休みで妻の仕事と調整がつかなかったので、一緒にオルスバンすることにしたのでした。

 といっても家の中は恐ろしく寒いので、オデカケすることに。誕生日を翌日に控えた娘の希望を聞いて、誕生日イブをとうちゃんと二人ランチとすることにしました。ピザを食べてすっかりご満悦の娘。とうちゃんもウレシイです。

 さてさて。腹もふくれたので、街を漫ろ歩き。あるデパートの中を歩いていたら、僕の視界に見覚えのある方が・・・目を凝らせば、MIA日本語講座の受講生の女性二人、バングラデシュ出身のAさんとメキシコ出身のTさんでした。

「いえいえ、今日は休みをとって娘と・・・」

なんて説明をしながら、娘にもAさんとTさんに挨拶をさせました。

「おなまえは?」
「○○です」
「何歳ですか?」
「5歳です」

AさんとTさんはレストランで食事中だったので、「じゃ、また来週」とほどなくお別れしました。


 夜になり、妻が「今日誰かに会ったんだって?」と訊くので、顛末を伝えました。妻によると、娘は妻にこんなことを話していたらしいです。

「とうちゃんと仙台に行ったら、とうちゃんの知っている人に会った。顔はちょっと日本人みたいじゃなかったんだけれど、日本語を話していたから、日本人だった。」

 日本語を話すから日本人。シンプルで面白いリクツでした。「日本語を話すから日本人」、「日本語を話さないから日本人じゃない」、それはそれである種の問題を含んでいますが、見た目にとらわれず、言葉ですうっと受け入れてしまう。MIAのオシゴトにも深く関わるテーマです。

 ともあれ、今日午後の漢字クラスを皮切りに日本語講座が再開します。MIAがまたにぎやかになります。


とーます
※カタカナ表記にすると、外国語に見えるというのが友人間でちょっとだけ流行っています。「オルスバン」ってフランス語みたいじゃありませんか?「デルハイル」はドイツ語みたいだと友人が言ってまして・・・「オデカケ」はスワヒリ語っぽい。
※満座の店内で「とーちゃーん」と大声で呼ぶ娘にちょっと苦笑。自分で蒔いた種なんですけどね。


連休が明けると・・・

 「さぶいさぶい」、連休明けの合同庁舎は寒いっす。

 年末年始にしても、ゴールデンウイークにしても、長期の休暇が明けると、外国人からの相談、問い合わせがちょっと増えるような気がします。昨日も、「さぶいさぶい」と言っているうちに、相談の電話が数件。年末年始でいつもより更に鈍になっていた頭が一気にリセットされる思いです。在住外国人は世の動きと必ずしも同じ生活リズムではないのかもしれません。或いは、連休中にあれやこれやと考えをめぐらせ、行動に進展がみられるのかもしれません。


とーます
※さぶいと言っても、我が古川より3℃は気温が高い仙台ですから、毎朝新幹線を降りると仙台の空気の柔らかさを体感しております。特に、冷え込んだ朝の落差は激しいです。
※子どものころは、電車から「降りる」じゃなくて、「落ちる」と言ってましたよ。「汽車がら落ぢだら怪我すっから」というのは我が田舎では方言を諌める伝統的なギャグです。
※いまでも「電車」と言うのは少しだけこっぱずかしいです。断然「汽車」です。以前、これについて考えてみたことがあるのですが、「陸羽東線」や「石巻線」は「汽車」で全然抵抗がなく、「山手線」や「横須賀線」は「汽車」と呼ぶことに抵抗があります。つまり、方言の「汽車」には「田舎の電車」という含意があるように思います。「汽車」派のみなさん、いかがでせう?
※年明け早々雪掻きな日々だったような気がします。でも、雪掻きで消費されるよりはるかに多くの「燃料」を補給したため、体の切れが素晴らしく悪いです。

叩いて揉みほぐして・・・

2014年になりました。
今年もよろしくお願いいたします。

毎年のことなのですが、仕事始めの日は、建物自体が冷え切っていて暖房が追い付かず、MIA事務所内も大変な寒さになっています。スタッフのなかには、秘かにカイロを5個も(!)着用していた者もいたほど。

そんな、文字通り「冷たく張りつめた」空気の事務所の隣では、漢字の教材作りに励む先生方が、今年初のミーティングを開いていました。年が明けて間もないのに、しかもこんなに寒い部屋で、本当に皆さんの熱意には頭が下がります。(その熱意が、間もなく「形」になります。これについてはまた後日紹介します。)

このミーティングは年末にもあったのですが、その際にポーランド製のチョコレートをおすそ分けにいただきました。

オレンジ風味の美味しいチョコレートだったのですが、その食べる作法がちょっと変わっていまして、説明書き曰く・・・

「シール面を上に向け軽くたたきつける
「シールをはがしチョコレートをもみほぐす

ということになっています。

「たたきつける」だの「もみほぐす」だの、およそ菓子の食べ方とは思えないような斬新な説明に目を奪われました。

実はこのチョコレートは、形もオレンジのようになっていて、説明書きのようにすると、ちゃんと「房」ごとに小さく分かれて食べられるようになっているのです。

私がもらったのは「たたきつけ」られた後だったので(そういえば、「ガン!ガン!」というけっこう激しい音が聞こえていました)、にゅーっと指で「もみほぐ」して食べました。

この説明書き、元はおそらくポーランド語で書かれていたと思うのですが、チョコレートを「たたきつけ」て「もみほぐす」とは、なかなか思い切った、でも、そうとしか言いようのない絶妙な翻訳だなあ、と感心しました。

chocolate_orange.jpg
食べてしまったので、チョコそのものの写真はありません。すいません。

(OZ)

 

このアーカイブについて

このページには、2014年1月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2013年12月です。

次のアーカイブは2014年2月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。