閉講式とカチューシャ

 4月から始まったMIA日本語講座の初級1・2のクラスは9月20日で全60回のプログラムを終え、翌週の24日には閉講式を行いました。修了された受講生のみなさんひとりひとりに修了証書をお渡ししたあとは、恒例のスピーチ大会です。

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 毎回このスピーチではある種の感慨を覚えます。初級1の受講生Aさんは、4月の段階では「おなまえは?」というこちらの問いかけも伝わらなかったのですが、自分の国のことについてしっかりとスピーチをされていました。同じく初級1のBさんは、開講してから1か月も経ってから全くのゼロレベルで受講を始め、最初は授業に全くついていけず先生方もとても心配していたのに、実に見事にスピーチをされていました。

 初級2の学習者さんのスピーチは、その方のお人柄や観察眼の鋭さ、日本人にはない発想や視点が次々と飛び出します。日本の当り前は世界の当り前ではないこと、この「当り前」に気づかされることしばしです。

 日本語の学習機会を提供する側のニンゲンが言うことではないのかもしれませんが、思いの強さが言葉の正確性を凌駕する場面もこのスピーチではよく見られます。初級2のCさんは、あらかじめ用意していた原稿を読み終えると、「でもね・・・」と原稿なしで自分のMIA日本語講座に対する感想や先生方への感謝を述べられました。原稿の内容だって全然悪くなかったのですが、後段の「スピーチ」は生きている感じがしました。言葉は手段とよく言われますが、思いをのせる器なのかもしれないとも思いました。器に少しぐらいの傷があっても、のせるものがしっかりあれば・・・そんなことを感じたスピーチでした。


 スピーチを終えてホッとしている受講生に、今度は先生方からのごあいさつ。例年だと、先生方それぞれからお祝いのお言葉を頂くのですが、それもマンネリしてきたのでと先生方からお話があり、こんな形に・・・

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 MIAのAKBの登場です(前ブログ「MIAのAKB?」参照)。大きなリボンのカチューシャをつけて、ヘビーローテーションの替え歌を歌う先生方を受講生は大喜びで写真を撮りまくっていましたとさ。

 めでたしめでたし・・・?

つづく・・・(日本語講座は閉講ですが、閉講式は続くのです)


とーます

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このページは、MIAが2013年9月27日 09:40に書いたブログ記事です。

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