頼もしい「先輩」たち

先週の土曜日、海外出身の子どもたちや保護者などを対象とした「日本語を母語としない子どもと親のための進路ガイダンス」が開催されました。

当日は、現在、小中学校に通っている子どもやその保護者だけでなく、高校・大学に進学した「先輩」たち、そして「元受験生の保護者」の方々も応援スタッフとして参加してくれ、そうした人たちも交えた貴重な出会い・ネットワーク作りの場ともなっていました。

そして、久し振りに会ったのがこの二人。

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T君(左)、S君(右)は、かつて、MIAの日本語講座の受講生だったのですが、T君は現在高校生、S君は大学生となり、ガイダンス当日は「先輩」のリーダー役として駆けつけてくれました。

「おお!久しぶり、懐かしいね!」と互いに笑顔で握手。
初めてMIAで会った頃は、二人ともまだ幼さの残る感じで、そして少し不安そうな様子で大人たちに囲まれていたのですが、このときは、今どきのワカモノ風のファッションに身を包んで、溌剌とした自信に溢れていました。

日本語がまだまだ不十分な状態で来日し、私たちには想像できないような苦労をしながらも、高校進学、大学進学というハードルを乗り越えた二人。進路ガイダンスでは、元受験生としてアドバイスの言葉を述べてくれたり、子ども同士の情報交換の場で進行役を務めてくれたりと、応援スタッフの一員として大活躍してくれました。

当日参加してくれた小・中学生たちの目には、おそらく頼もしい「先輩」として眩しく映ったに違いありません。

「日本語以外の言葉ができるのだから、皆さんには大きなアドバンテージがある」という励ましの言葉を、小・中学生たちにくれたのは、ガイダンス実行委員のAさん。

そう、日本だけじゃない複数の文化・言葉が理解できるということは、今後の人生で大きな武器になるはず。

その武器を生かしつつ、近い将来、彼ら・彼女ら自身が周囲に頼られる「先輩」になってくれることを期待したいと思います。

 

(O.T.)

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このページは、MIAが2011年10月 5日 12:53に書いたブログ記事です。

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