2011年8月アーカイブ

"MIA多言語かわら版"編集中!!

 

 MIAでは、県内在住の外国人向け生活情報誌「MIA多言語かわら版」を隔月で発行しています。

 このかわら版では、「在留資格」や「日本の交通ルール」、「日本の医療制度」、「県内の日本語教室一覧」など、毎回生活に役立つさまざまなテーマをとりあげ、日本語のほかに、中国語、韓国語、英語、ポルトガル語の4言語に翻訳しています。

 担当者として、毎号役立つ情報を分かりやすくお伝えしよう!! と意気込んでいますが、難しい専門用語や複雑な手続きなどを、限られた紙面で分かりやすく表現することにいつも頭を悩ませています。また、翻訳する際は、言語によって文字量が全く異なるので、紙面にピッタリ収まるように編集するのも至難の業です。

 10月号(9月末発行予定)では、法律相談ができる窓口として「日本司法支援センター(法テラス)」についてとりあげます。

 かわら版は、県内の日本語教室、留学生が学ぶ教育機関、市民センターや図書館などにも設置されています。また、当協会のホームページ上で閲覧することもできますので、ぜひ一度ご覧ください!! MIA多言語かわら版

(ちぎぃ)

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 MIAでは、日本・宮城県に来てまだ間もない方々、所謂ニューカマーの外国人の方々を対象に、「ニューカマーのための生活適応支援プログラム」を実施しております。

 

 

 昨年度はごみ処理、防災、交通安全、就職、そして保健・医療について、各分野の専門家の方に講師としてお越しいただき、また中国語、ハングル、英語、スペイン語、ベンガル語などの通訳サポーターの方々の協力を得て開催されました。リサイクルセンターや防災センターの見学にも出向きました。

 

 

 今年度は東日本大震災被災外国人支援事業の一環、そしてニューカマー事業の第1弾も兼ねた外国人の立場から東日本大震災をふりかえる会」を5月17日に仙台エリア編として実施しました。(その後県内5ヵ所でも実施済み。仙南エリア編の様子はこちら。そして気仙沼エリア編の様子はこちら。)

  

 

 広報期間は約4日間だけだったにもかかわらず、17カ国約50名の方々が参加され、震災時・震災後に「不安だったこと」と共に「うれしかったこと」を母国語や自分が話しやすい言語のグループに分かれて共有していただきました。さまざまな体験が参加者の皆さんから滝のように溢れだし、

 

「たまっていたものを話せてよかった」

 

「みなさんががんばろうとしているから、私もがんばります」

 

・・などの感想が胸に焼き付いています。県内在住の外国人の方々が、被災後も宮城県で学業や仕事、そして生活を続けていこうと前を向く姿勢に私たちも励まされました。この日は行政書士さんや臨床心理士さんなど17名のオブザーバーの方にもお越しいただきました。ありがとうございました!

 

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そしてその日応援に駆け付けてくださったのが・・あの「むすび丸」様でした!

(しかも多言語での激励をあの丸い体に貼りつけて来てくださいました)

 

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 先月726日には、今年度のニューカマー事業第2弾となる「節電について学ぶ会」を開催しました。省エネ普及指導員(省エネコンシェルジュ)さんにお越しいただき、震災後の電力供給の実態についての説明後、簡単に実践できる節電法をクイズなどで楽しく伝授していただきました。

 

ありがとうございました!

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そしてその日応援に来て下さったのが・・マタマタ 我らが「むすび丸」様でした!

(どうやら節電に夢中だそうです)

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ニューカマー事業の第3弾は、9月27日(火)に「防犯について学ぶ会」を予定しております。

 

お見逃しなく!

 

 

<ずんだ♪>

千客万来

3.11の震災後、MIAには国内外からたくさんのお客様がいらっしゃっています。

先週の金曜日も、ブラジル人相談員のアンドレアさんを尋ねて、埼玉から日系ブラジル人の牧師さんを始めとした8名の方がお見えになったのですが、折角の機会なので、震災後のMIAの取り組みを、写真をご覧いただきながら簡単に説明させてもらいました。
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聞くと、こちらの牧師さんが勤めているラテンアメリカの方が多く集うプロテスタントの教会では、被災地の支援を継続的にされていて、宮城に来るのも今回で6回目だとか。前日には、石巻で清掃のボランティア活動で汗を流し、そして、MIAの事務所を出たらその足で気仙沼の教会に支援物資を届けにいくのだそうです。

アンドレア相談員から、この牧師さんが折に触れて「何か困ったことはない?」と電話をくれていたことは聞いていたのですが、こうして直接お目にかかって、遠方から息の長い支援をしてくれているという話を聞いて、自然に頭が下がりました。

最後に意見交換をした際、余計なお世話かと思いつつ、私たちが被災地で聞いた、
「隣近所の人が食べ物をわけてくれたり、声をかけてくれたりして、とてもありがたかった」という外国人の声を紹介し、
「皆さんも普段からの近所付合いを大切にしてくださいね」とお話ししたところ、深くうなずかれていました。

 

そしてこちらは先月末いらしたASEAN加盟国のジャーナリストの方々。

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復興に取り組む日本の様子をそれぞれの国で伝えてもらうという趣旨で、外務省の招へいによって来日しました。

滞日中は、さまざまなスケジュールが組まれていたようですが、被災者に直接話を聞く機会は大変貴重だということで、MIAのフィリピン人相談員のマリーンさんの話をメモやビデオカメラで記録をとりつつ、大変熱心に聞いていました。

お国を問わずのMIAの千客万来の状況は、いましばらく続きそうです。

 

(O.T.)

県内の市町村が毎年秋に実施する地域交流プログラムの参加者を募集中です。
県内で暮らす外国人の方であれば、どなたでもお申込みいただけます。
今年の日程は以下の通りです。

実施市町  実施日  交流の内容                                   申込締切
利府町 10月1・2日   ホームステイ・梨狩り・新幹線車両基地見学など    9月9日(金)
村田町 10月9日    日帰り・布袋祭りで山車曳き・歴史みらい館見学など 9月9日(金)
名取市 10月22・23日  ホームステイ・被災地見学・お神楽ワークショップ   10月7日(金)
              仮設住宅に住んでいる方と中国餃子作りなど

◇集合場所:県庁花時計前 ◇費用:無料 ◇集合時間:各市町によって異なります。

地域のお祭りやイベントに参加したり、伝統文化を体験したりしながら、地域住民の方々と一緒に交流を楽しむことができます。

身近にいらっしゃる外国人の方々にお声掛けください!!

ホームページのみやぎのふるさとふれあいからも申込用紙をダウンロードできます。

申込用紙をご記入後、直接、参加したい市・町にお申込みください。

(ちぎぃ)

【村田町のふるさとふれあいのようす(2009年)】 

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キルト。
この美しいキルトは、アメリカ・マサチューセッツ州フェアヘブンの皆さんから届いたものです。七ヶ浜国際村で8月25日(木)まで開催しています。期間中、七ヶ浜国際村が開いている時間はいつでも自由にご覧になれます。25日(木)は午後から撤収作業を始めますので、ぜひ早めにお越しくだいね。


フェアヘブンは、170年前、高知沖で遭難した14歳の中濱万次郎ことジョン万次郎を救出した米国捕鯨船のホイットフィールド船長のお宅のある町です。万次郎少年の利発さを見込んだ船長は、米国上陸後、自宅に万次郎を寄宿させ、教育を受けさせます。船長ご一家が通っていた教会が人種差別から万次郎の受け入れを拒否した時などは迷わず教会を替えました。
 
こんな信頼と友情に始まった中濱家とホイットフィールド家の交流は、170年間という長きに亘り今も続いています。
 
そんなご縁で、一昨年、宮城にも100名近くの米国人が来県。日米草の根交流サミットみやぎ大会です。県内14の町が参画、ホームステイを通して交流を深めていただきました。
 
今回の津波被災地にも多くの方がステイされましたが、残念なことに思い出の人が、家が、町が消えてしまった地域もあります。
 
そんな被災地にお見舞いをということで届けられたのが、この70枚を超えるキルトの数々なのです。

詳しくはこちらをご覧ください。
http://flat.kahoku.co.jp/u/miamanmamia/H5KNbXfs7Ga80WtPoxdE/


実際に展示できたのは届けられた70枚超の半分のみですが、これだけキルトが掛けられると荘厳!表裏違う表情のものがたくさんありますので、ぜひ会場でお楽しみください。



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大作もたくさん届けられました。
裏側もぜひご覧ください!

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小さなものも丁寧に作られていて繊細。

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先程終わった設置作業の一コマ。
舞台監督の指示の下(!)、一つ一つ展示してきました。


(kne)
 





モンゴル彼是

 先日、当協会の機関誌「倶楽部MIA」冒頭インタビュー取材のため、東北大学留学生協会(TUFSA)の今年度会長のガントリさんにお越しいただき、お話を伺いました。
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 ガントリさんはモンゴル国のご出身ですが、私がモンゴルについて知っていることといえば、「チンギスハン(成吉思汗)」「朝青龍」「白鵬」「草原」「ゲル」「放牧民」「ホーミー」「マンホールチルドレン」・・・通貨単位も知らなければ(トゥグルグというのだそうです)、人口がどれだけいるのかも分からない(270万人弱)。インタビューが決まってから慌ててにわか仕込みのモンゴルスタディを「いつも通り」行いました。そこで、いくつか興味深いトピックを発見したので、ガントリさんにもそのうちのいくつかは確認してみました。

1)モンゴル人の名前について
 ガントリさんのお名前は「バヤルバータル ガントリ」と仰います。いわゆるファーストネームにあたるのが「ガントリ」ですが、「バヤルバータル」というのは苗字ではなくて、お父さんのお名前なのだそうです。元々、モンゴルには苗字がなく、20世紀になって「家族名」の代用として父の名前を名乗る習慣を確立したとのことです。ですから、日本で「田中さん」「山田さん」と苗字で呼びかけるのと同じイメージで「バヤルバータルさん」と呼びかけると、それは当人ではなく、お父さんを呼んでしまうことになるようです。

2)モンゴル語と文字
 モンゴル語は日本語と文法構造がきわめて似通っているので、モンゴル人にとって日本語は比較的勉強しやすいのだそうです。ということは日本人にとってもモンゴル語は比較的勉強しやすいということになるかもしれません。モンゴルには元来「モンゴル文字」という縦書きの固有の文字が使われていたのですが、現在は旧社会主義時代の影響でキリル文字(ロシア語のアルファベット)が使われています。しかし、1990年代以降、固有の文化を継承しなければという政府の方針もあり、学校教育の中でモンゴル文字の学習が復活したのだそうです。

3)外国語教育
 モンゴルは戦後の社会主義体制の関係で、長らくロシア語の教育がなされてきたのですが、民主化以降、英語など複数の言語が選択できるようになっているそうです。また、一部の学校では小学校からの早期外国語教育も行われているそうです。

 こうした興味深い話のほか、ガントリさんの来歴やTUFSAの活動など、たくさんの話をお聞きしました。この記事は「倶楽部MIA」57号(2011年9月末発行)に掲載の予定で、現在鋭意編集中です。


とーます


※人口が約270万人に対してヒツジが1168.6万頭、ヤギが1223.8万頭、ウマが200.5万頭いるというデータ(いずれもウィキペディアから)も興味深かったです。ちなみに日本はヒツジが1万頭、ヤギが4万頭、ウマが2万頭(日本のデータはいずれも概数)だそうです。桁が違います。
東日本大震災を受けて、計100以上の国と地域から3,000件を超す被災地へのお見舞いメッセージが、MIAやJICA※に寄せられています。世界中からの温かい励ましの声、復興への応援メッセージの一部を、宮城県仙台合同庁舎(仙台市青葉区堤通雨宮町)1階エレベーター前のスペースと、7階のMIAの壁に掲示しています。

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1階エレベータ前のスペース

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7階のMIAの壁


最近届けられたメッセージを紹介します。

上海在住の王琪(Wang Qi)さんは、上海に住む日本人の子どもたちに水泳を教えるコーチです。宮城と縁が深く、3年前に宮城を旅したこともあり、今回の東日本大震災に心を痛めています。被災された方々に対する応援のメッセージを、素晴らしいポスター(必見☆水濡れ対応素材!!)にまとめて送ってくださいました。

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僕も役に立つことをやりたいと思いまして、
子供達と一緒に復興への応援のポスターを作りました。
このポスターを通して皆さんが早く元気になって、
もとの生活に戻れるように力になりたいです。
僕らは上海で皆さんのことを応援していることを、
皆さんに伝えたいと思います。
津波で亡くなった人達の冥福と東北地方の復興を祈っています。
頑張ってください。

水泳コーチ 王琪
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この他多くのメッセージを展示していますので、お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。


(kne)


※MIAの中に(独)国際協力機構(JICA)宮城デスクが設置されています。


MIA日本語講座秋コースのおしらせ

 お盆です。MIAはフレックス休暇制なので、スタッフのうち数名は休んではいますが、通常通り営業中です。外部からの電話も少ないので、いつもに比べれば静かな事務所です。

 先々週に日本語講座の春コースが終了しました。今年の春コースは震災の影響で1ヶ月遅れの開講となり、例年よりも少なめの受講者ではありましたが、先生方はいつも通りに魅力あふれる授業を展開され、アンケートでは大好評でした。経験実力そして人間力を備えた講師陣による楽しい日本語講座です。

 さて、私たちの日本語講座にどんな方々が学びにいらっしゃっているか、ちょっとご紹介します。国別で申し上げますと、アジアの方がやはり圧倒的に多いです。宮城県に住む外国人の約45%が中国人、続く韓国朝鮮籍が27%、3位のフィリピン人が6%あまり。この上位3つで80%近くになりますし、その他のアジア諸国の出身者を合計すると90%弱ですから、統計的にもしっかりシンクロしているということになります。一方、在留資格別で言いますと、いちばん多いのは「日本人の配偶者等」で要するに日本人男性と結婚したお嫁さんたちです。そのほか、家族の仕事や研究、学位取得のための留学などで帯同されている「家族滞在」も若干多いです。これは東北大学が外国人留学生、研究者、教員を積極的に招じていることと大きな関係があります。夜間の講座には宮城県内の小中高校で英語を教えているALTの方々が仕事の合間を縫って遠くは白石、石巻などから通われています。

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 現在は9月から始まる秋コースの受講生を募集しています。身の回りに日本語を学びたい外国人がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。MIAは英語、中国語、ハングルで常時電話対応していますので、勉強したい外国人からの直接のお問い合わせもOKです。


MIA日本語講座チラシ
日本語版
中国語版
韓国語版
英語版


とーます

業務の合間に...

MIAのいきものがかり Yです。
私の机上にはなぜか、オフィスに似つかわしくないものがおります。

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大根栽培キットです。 いきさつはこちら → みやぎ街角ブロガー「平成黒船物語」

ブログWatching!MIA立ち上げと、時を同じくしてやってきまして、
ブログに書いてくれと言わんばかりの存在感!! 

私のPCの傍らに陣取り、いつ書くの?といつも詰め寄られている気がします。
ようやくここで紹介できました! これから成長の記録を綴っていきます。
と、息を荒くして宣言したものの、説明書には発芽適温20℃前後とあるので、まだ蒔き時ではないようです。残念。
(Y.K.)

この写真、何をしているところか判りますか?

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「みやぎに暮らす外国籍住民のための生活ガイドブック」のポルトガル語版、韓国語版の改訂版が完成し、その発送作業を行っているところです。

企画事業課職員3名が、額に汗しながらモクモクと宛名シール貼り、仕分け、封入に励んでいます。

皆もう慣れたもので、作業はスルスルとスムーズに進み、無事宅配便の今日の集荷に間に合わせることができた模様。

 

実は、こうした発送作業は、MIAの業務には大変多いです。

年6回発行の定期刊行物(2種類)、日本語講座のチラシ、その他主催事業のお知らせ等々・・・一年を通して何かしらの発送作業を行っています。

 

「国際交流協会」というと、時折「海外出張が多いんですか?」と聞かれることまであるように、何か「華やか」なイメージを持たれることもありますが、実は、こうした発送作業のような、地道な作業が非常に多いのです。

 

この「みやぎに暮らす外国籍住民のための生活ガイドブック」は、県内各市町村の外国人登録窓口、日本語教室などにお送りしていますので、届いたらぜひご活用ください。

 

(O.T.) 

 8月4日(木)、MIA日本語講座春コース初級1・2のクラスの閉講式が行われました。東日本大震災の関係で当初予定より1か月ほど開催が遅れましたが、3か月ほどのコースが無事終了しました。修了された受講生のみなさん、おめでとうございました。

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 本日漢字1・2のクラスをもって日本語教室もいったんお休みとなります。次は9月から秋コースが始まります。


とーます


Watching! MIA始まります

はじめまして。

 

ウェブサイトがリニューアルされたのに合わせて、MIAのブログ、「Watching! MIA」が始まります。

 

MIAのスタッフや、「みやぎ外国人相談センター」の相談員が、MIAの取組や日々の出来事をご紹介していきますので、時折のぞいていただければ嬉しいです。

 

実はウェブサイトのリニューアルもブログの開設も今年4月に行う予定でしたが、3月11日の東日本大震災後、その対応に追われて作業がすっかり滞ってしまい、4か月遅れとなってしまいました。(震災後のMIAの取組については、機関紙「倶楽部MIA」をご覧ください。)

 

新しいウェブサイトともども、このブログ「Watching! MIA」も何とぞご贔屓のほどをお願いします!

 

(O.T.)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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