当協会の機関紙「倶楽部MIA」では毎号巻頭に、宮城県内で活躍中の外国人/日本人のインタビュー記事を掲載しています。「倶楽部MIA」102号は、中国・上海のご出身で、現在は仙台市内にお住いの「宮城華僑華人女性聯誼会」(以下、宮華女)会長、裘哲一さんのインタビューです。

「倶楽部MIA」102号は、WEB上でもご覧いただけます。2019年4月~5月に宮城県内で開かれる国際的なイベントの情報も掲載しています。ご覧になられる方は、こちらからどうぞ。

「倶楽部MIA」には掲載できなかったけれど、印象に残ったことをご紹介したいと思います。

宮華女開催の上級者向けの日本語講座についてお話を伺ったときのことです。

宮華女は、県内各地のイベントで中国の踊りを披露したり、中華料理のブースを出展したりという日中の交流活動のほか、国籍を問わず誰でも参加でできる一般公開講座として、日本の社会保障制度に関する講座や仙台の歴史や文化を学ぶ講座を開き、その他にも、外国にルーツを持つ子どもたちの支援事業への協力など、様々な活動を展開しています。

上級者向けの日本語講座は一般公開講座のひとつで、裘さんが特に開催したかったものだそうです。その理由は主に2つあり、(1)何十年も日本で暮らし、会話に関して全く問題なくなっている外国人でも、日本語で文章を正しく書くのはやはり難しい、(2)日本語で会話したり文章を書いたりするときは日本社会に合った形にした方が良い、ということでした。

?については、日本人が英語など外国語を学ぶときのことを考えると、思い当たるところかと思います。(2)に関して、分かりやすい例でご説明いただいたのですが、例えば、町内会やPTAの行事などに関して出席を求められたときに、話を聞いて理解し、「出席できません」と答えた場合、会話としては成立しているけれど、それでは不十分ではないかということでした。「今回は出席できないけれど、次回は出席できるかもしれません」、「こういうことであればできます」というようなコミュニケーションのとり方が望ましいのではないかということでした。「外国人はストレートにものを言いがちだけど、誤解されてしまうことがあります。人間関係が悪くなったり、地域社会に貢献したくない人だと思われたりしないようにすることが大事です」とおっしゃっていました。上級者向けの日本語講座では、敬語や丁寧な日本語の文章の書き方を学び、子供会など地域での活動や職場において円滑にコミュニケーションをとるための日本語も勉強したそうです。

日本で長く暮らし、近所付き合いや子育て、各種のボランティアを経験し、日本人に囲まれて仕事をされた経験もお持ちの裘さんだからこその目の付け所ではないかと思いました。

できないことをはっきりと「できない」と言うことが、必ずしも正しいことではない日本的なコミュニケーションの取り方。それが良いことなのかどうか、私自身思うところはありますが、それはさておき、裘さんたちが目指していらっしゃるところは、そこのところを理解したうえで、外国人も日本社会に貢献していくという生き方であろうと感じ、感銘を受けました。そして、日本人の側も、裘さんたちのように自助努力をされ、日本社会に貢献したいと考えていらっしゃる外国人の方々がいることを心に留めなければならないと思いました。

真面目な話になりましたが、裘さんは明るく、お話を伺っていて楽しい方でした。特に、横浜市立大学での留学生活について生き生きとお話をして下さったことは、強く印象に残りました。大学の担当課が留学生向けのイベントをいろいろ企画してくれたこと、学内にあった留学生交流室ではコーヒーが飲み放題で、そのコーヒーを飲みながらのおしゃべりがとっても楽しかったこと、世界各国から来た留学生仲間とはものすごく仲良くなり、卒業後もホームパーティーなど何かと催して集まったこと...。日本で暮らす留学生の青春の話は新鮮で、「日本の中にこういう世界があるんだな」と思ったことでした。

いろいろなご経験をお持ちの裘さんのリーダーシップの下で、宮華女の皆さんが協力してこれからも様々な活動を展開されますことをご期待申し上げております!

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※昨年秋に開催された「とみや国際スイーツ博覧会2018」に、宮華女が参加したときの写真。ブース出展して提供した焼き小籠包が大人気だったそうです。ブース前の美しい衣装の皆さんは、ステージ出演で踊りを披露した宮華女の「華花隊」のメンバー。裘さんは一番左。

M

お久しぶりです、MIA国際理解教育支援事業(学校訪問プログラム)担当のWです。
3月に入り年度の締めの時期となりましたが、平成30年度の学校訪問プログラムもお陰様で無事全て終了しました。
そして先日、年に1度の講師研修会が行われました!
今回は20名の講師が参加。まずは1人1人自己紹介をしました。

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名前、出身国の他に、趣味や今年の抱負をお話してもらいました。
趣味で作っているケーキの写真を見せてくれたり、自分の机を離れて自ら前に出ていったりと、講師の個性が光りました。
また、今年の抱負では「修論を終わらせます」「院試をがんばります」という学生さんも多く、それぞれの生活があり忙しい中、学校訪問プログラムに参加してくださっていることに改めて感謝したいと思いました。

まず、私から今年度のプログラムについてお話をしました。
その中で、実施した学校の先生から送られてくるアンケートのコメントも紹介しました。
良かった点だけではなく、改善点もそのまま伝えます。
時には頷いたり、メモを取ったりして、みなさん真剣な表情で聞いていました。

その後は恒例のロールプレイです。
参加者が生徒役となり、ベテラン講師が実際に学校で行っている活動を紹介しました。

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前半はパワーポイントを使用して国の紹介。
写真の選び方も大事です。パッと見て「何だろう?」と思わず興味を引かれる写真ばかりでした。
パワーポイントを使いながらもそれだけに頼らず、常に生徒役の講師達と言葉を交わし、ちょっとした発言も拾って笑いに変えるなど、ベテランの技が光りました。
後半は民族衣装の着付けや、母国のおもちゃで遊ぶ時間を設け、終始参加者が興味をもって楽しく活動できるような工夫がされていました。
特に学校訪問プログラムの経験が浅い講師にとっては、ベテランの活動を実際に見ることのできる貴重な学びの時間となったようです。

その後、昨年とは違う内容として、グループディスカッションを行いました。
ベテラン講師と新人講師が混ざって小さなグループを作り、学校訪問でよくある悩みをテーマに意見交換をしました。
どのグループ内でもメンバー1人1人が積極的に話し、大変活気にあふれていました。
中には、普段の活動で持参しているグッズをたくさん持ってきて、紹介してくれた講師もいました。

研修会でお互いに活動のコツや工夫を学び合うことはもちろん大事ですが、学校訪問で出会う子ども達のために講師1人1人が真剣に考えて話し合う、その姿がとても嬉しかったです。
いつもこの活動に熱心に取り組んでくれる素晴らしい講師達に、改めて感謝の気持ちを伝えたいです。
本当に、ありがとうございます!


先日、気仙沼市で「外国人のための防災講座」が開催されました。(主催:気仙沼市、共催:MIA)

ベトナム、ネパール、フィリピン、台湾出身者、日本人併せて30名が参加。
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まずは、MIA作成の多言語資料で、防災・減災のための基礎情報を学んでいただきました。

会場は気仙沼・本吉広域防災センターでした。
こちらは防災教育のための施設で、防災・減災について体験的に学べます。

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起震装置で揺れの怖さを体験。

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こちらは「煙体験」をしているところ。
担当の消防士さん曰く、
「今日はいつもより煙が濃くなっている」
とのことでした。
(ホントに真っ白ですね。これ装置の外側なんですけど。)

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これは何をしているかと言いますと・・・

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地図を見ながら自宅や職場、最寄りの避難所の位置を確認しているのです。

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市役所の方が、あらかじめ各参加者の自宅の場所にポストイットで印をつけてくれていました。
市の防災担当職員や日本人参加者と一緒に
「職場は高台だから安全だね」
などと確認しあっていました。

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非常食の試食も。
アルファ米や長期保存可能なパンなど、味はなかなか好評で、
「市内のどこで買えるのか」
といった質問も出ていました。

市の多文化共生推進担当の方、防災担当の方、そして消防署の方と、さまざまなセクションの方が連携してきっちり準備をしてくれたお陰で、中身の濃い研修になったのではないかなあ、と思います。

そして、この週末に開催される「仙台防災未来フォーラム2019」で、この研修に参加したベトナム人技能実習生が登壇し、研修の様子や感想などを報告してくれます。
ご関心をある方、ぜひ、MIA・SenTIA合同のプレゼンテーションをご覧にいらしてください!
(↓クリックするとリンク先のチラシデータが開きます。)
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(OZ)



新着図書のご案内(2019年2月)

当協会図書資料室は、日本語の学習指導で必要とされる各種教材に特化して整備し、外国人に日本語を教えているボランティアの方々や県内の市町村日本語教室の方々を対象に貸し出しを行っております。

この図書資料室に整備した図書を下記の通り、ご紹介します。

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■「日本語能力試験公式問題集 第二集 N1」
「日本語能力試験公式問題集 第二集 N2」
「日本語能力試験公式問題集 第二集 N3」
「日本語能力試験公式問題集 第二集 N4」
「日本語能力試験公式問題集 第二集 N5」
発行:株式会社凡人社

■「2019年度日本語教育能力検定試験合格するための本」
発行:株式会社アルク


■「日本語総まとめ N1漢字 英語・ベトナム語訳」
「日本語総まとめ N1読解 英語・ベトナム語訳」
「日本語総まとめ N1聴解 英語・ベトナム語訳」
発行:株式会社アスク出版

■「新装版 いっぽ にほんご さんぽ 暮らしのにほんご教室初級2」
発行:株式会社スリーエーネットワーク

■「日本語教育 よくわかる音声」
「日本語教育 よくわかる教授法」
「日本語教育 よくわかる文法」
発行:株式会社アルク

ご関心のある方は、当協会図書資料室にぜひ足をお運び下さい。

Sugar ☆

角田高校に行ってきました

少し前のことですが、1月25日(金)に、角田高校に行ってきました。その日の午後に体育館で開かれる「平成30年度 『総合的な学習の時間』における課題研究発表会」に出席するためでした。そのときのことを、ブログでご紹介したいと思います。

角田高校では、進路学習の一環として「課題研究」を実施しており、その中には「校外研究(職場訪問)」が含まれます。生徒さん達が進路に関して目標としている、あるいは関係のある企業や機関での体験やインタビューを通じて、課題の発見や研究につなげるものだそうです。当協会も、国際分野に関心がある2年生3名の職場訪問を、昨年9月に受け入れました。「課題研究発表会」はそのご縁で、ご案内を受けたものです。

「課題研究発表会」では、2年生全員が32の班に分かれ、それぞれ設定したテーマに沿って、企業や関係機関で見学やインタビューをした内容を発表しました。班ごとに作成したポスターを掲示し、なぜそのテーマにしたのか、企業や関係機関を訪れて学んだこと、今後の目標などを述べる形で、全ての班が同時に発表を行い、発表中でない生徒さんは関心を持った他の班の発表を見に行く形でした。各班の発表時間は1回9分、それを各班6回行いました。発表を聞くのは、2年生(のうち、発表中でない生徒さん)と1年生全員、その他、職場訪問の受け入れ先の職員などでした。

当協会に職場訪問に来た班は、「グローバル化に対応する取り組み」というテーマで発表しました。当協会の主な事業を紹介した後、県内に住んでいる外国人はどこの国の出身者が多いか、在留資格とは何か、外国人の防災対策といったことのほか、「日本でカルチャーショックを受けたことは何か」、「語学の勉強方法」など当協会内に設置されている「みやぎ外国人相談センター」の外国語相談員さんのお話の一部を紹介し、最後に、「外国の人と相互理解を深める」「視野を広げる」といった抱負を述べました。質疑応答では、発表を聞いていた生徒さんのひとりが、「(ポスターに)グラフが効果的に用いられていて、見やすい」と言っていました。発表した生徒さん達に、発表してみての感想を聞いたところ、大変満足だということでした。

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 当協会に職場訪問に来た生徒さん達が
                 作成したポスター

どんな職場でも、職場訪問の受け入れを担当する者としては、若者が職場訪問で視野を広げ、将来につながる何かをつかむことが何よりの喜びであろうと思います。今回、私は受け入れた生徒さん達の気付きや頑張りを見ることができて嬉しく感じ、出席して良かったと思いました。少し雑談もしましたが、自分達の「ホーム」である学校にいるからでしょうか、生徒さん達は、職場訪問の時よりもリラックスした感じでお話をしてくれました。また、都合により職場訪問に来られなかった生徒さんにも会ったのですが、「(職場訪問に)すごく行きたかったんです」、「楽しみにしていました」と何度も言ってくれて、希望する進路についても生き生きとした表情でお話ししてくれたのも嬉しく思いました。

その他にも、国際的なテーマのものを中心に、(1)公務員、(2)医療・福祉、(3)教育・保育、(4)経済・コンピュータ・技術、(5)美容・栄養・デザイン・ウェディング・他の5つの分野から1班ずつ選び、合計5班の発表を聞きました。どの班のポスターも見応えがありましたが、その中で最もよくまとまったポスターで、発表内容も面白いと感じたのは、(国際的な分野ではありませんでしたが)、「宮城の子どもはなぜ肥満が多いのか?」というテーマで発表した班でした。県内の学校給食センターを訪れて聞いた内容をまとめていましたが、ニュースでよく見聞きする「宮城県は肥満傾向の子どもが多い」ことに関心を持って調べたそうで、地域の環境や生活習慣、食文化などから理由として考えられる点を多く挙げていて、興味深いものがありました。

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 「宮城の子どもはなぜ肥満が多いのか?」
    というテーマで研究した班のポスター

残念ながら、6つの班の発表しか聞けませんでしたので、それ以外の班の研究内容はポスターに書かれていることでしか判断できませんでしたが、「いいな」と思った班はいずれも、着眼点がユニークで、かつ何について学ぶかが明確であるように感じました。ですので、今後の職場訪問の受け入れでは、生徒さん達が国際的な活動の中でも何に特に関心があるかをしっかりと把握し、助言してあげるようにしたら、生徒さん達の学びがより深いものになっていいのではないかと思いました。

 今回、初めて「阿武隈急行」に乗りました。南角田駅で降り、角田高校に歩いて向かいましたが、その途中で目にしたのどかで美しい田園風景には心を奪われるものがありました。角田高校の生徒さん達は、このような環境の中で多感な時期を過ごし、大人になっていくのだなと考えたことでした。夕方、仙台に戻るために再び南角田駅に歩きながら、わずかなご協力ではありましたが、生徒さん達の成長の過程に関わることができて良かったと思いました。角田高校の生徒の皆さんの今後益々のご活躍をお祈りしております。

M

クイズの正解

前回、このブログで出しました下記のクイズの正解を発表します。

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「倶楽部MIA」では毎号巻頭に、宮城県内で活躍中の外国人/日本人のインタビュー記事を掲載していますが、この巻頭インタビューにこれまでにご登場いただいた外国人の国籍で最も多かったのは、どこの国でしょうか?
(1)中国
(2)アメリカ
(3)ネパール
(4)韓国
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正解は、「(2)アメリカ」でした。

ちなみに、(1)から(4)の国は、巻頭インタビューにこれまでにご登場いただいた外国人の国籍の上位3位の国々でした。ご登場いただいた方々の人数と順位は下記のようになっています。
(1)中国(9人/2位)
(2)アメリカ(10人/1位)
(3)ネパール(7人/3位)
(4)韓国(7人/3位)

「倶楽部MIA」のバックナンバーを見ながら、ざっと分析してみました。まず、アメリカが1位なのは、宮城県国際交流員のご出身国として多かったことが1番の理由として挙げられます。次に、2位の中国は、県内在住の外国人の中で最も数が多く、文化交流や通訳活動など多方面でご活躍の方が多く、そのために掲載回数が多くなったと見られます。3位の韓国も同じような理由が考えられます。県内在住者が比較的多く、また文化交流など様々な活動を展開していらっしゃる方々がいらっしゃったことで、掲載回数が多くなったようです。最後に、少々意外なのが、韓国と同じく3位のネパールですが、時々紙面でご紹介してきた東北大学留学生協会の会長にネパールの方が何人もいらっしゃったことから上位になったと考えられます。

実は、「倶楽部MIA」の巻頭インタビューでご紹介した方々の国籍やテーマは統計としてとっており、「次にインタビューする方」を決めるときの参考にしています。今後も、巻頭インタビューでは、ご縁があって、世界中から宮城に来られた外国の方々にお話を伺い、珍しい海外の文化や生活習慣、宮城の印象や宮城でどんなことをされているかなどをお伝えしてまいりたいと考えておりますので、これからも「倶楽部MIA」のご愛読をどうぞよろしくお願いします。

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M

おめでとうございます!

当協会機関紙「倶楽部MIA」100号の発行を記念した読者プレゼントの応募締め切りが昨日でしたので、本日、抽選会を行いました。

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     抽選会の様子

多数のご応募をいただきました。

抽選会は厳正に行いました。もともとご用意していたプレゼントの風呂敷は10名の方に、特別賞として1名の方に記念品をお送りする予定ですので、応募用紙の記載事項を見えないようにした状態で11枚の応募用紙を選び、当選者11名を決定しました。来週中に、当選された皆様には、プレゼントをお送りいたします。

それから、ご応募いただいた皆様には、「倶楽部MIA100号の感想」と「今後、取り上げてほしいテーマ」についてもご記載いただきました。ありがとうございます。ご意見、ご感想は今後の参考にさせていただきたいと思います。

さて、せっかくなので、「倶楽部MIA」100号発行記念のクイズをここで行いたいと思います。「倶楽部MIA」では毎号巻頭に、宮城県内で活躍中の外国人/日本人のインタビュー記事を掲載していますが、この巻頭インタビューにこれまでにご登場いただいた外国人の国籍で最も多かったのは、どこの国でしょうか?


(1)中国

(2)アメリカ

(3)ネパール

(4)韓国


正解は、次回の私のブログ記事の中で発表します。

ちょっと考えてみて下さいね!


M

新着図書のご案内(2019年1月)

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当協会図書資料室は、日本語の学習指導で必要とされる各種教材に特化して整備し、外国人に日本語を教えているボランティアの方々や県内の市町村日本語教室の方々を対象に貸し出しを行っております。

この図書資料室に整備した図書を下記の通り、ご紹介します。

■「初級が終わったら始めよう 新日本語敬語トレーニング」
発行:株式会社アスク出版

■「つなぐにほんご 初級1 ワークブック」
発行:株式会社アスク出版

■「シャドーイングで学ぶ 介護の日本語 場面別声かけ表現集」
発行:株式会社凡人社

■「ことばでおぼえるやさしい漢字ワーク 初級2 ?日本語初級2大地準拠?」
発行:株式会社スリーエーネットワーク

■「日本語総まとめ N1語彙 英語・ベトナム語訳」
 「日本語総まとめ N1文法 英語・ベトナム語訳」
発行:株式会社アスク出版

■「一歩進んだ日本語文法の教え方1」
 「一歩進んだ日本語文法の教え方2」
発行:株式会社くろしお出版

■「日本語授業の進め方 生中継」
発行:株式会社アルク

ご関心のある方は、当協会図書資料室にぜひ足をお運び下さい。

Sugar ☆

「倶楽部MIA」では毎号巻頭に、宮城県内で活躍中の外国人/日本人のインタビュー記事を掲載しています。101号は、アメリカ・オハイオ州ご出身で、現在は七ヶ浜町で編み物グループ「Yarn Alive(ヤーン アライブ)」を主宰されているテディ・サーカさんです。

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    笑顔がチャーミングなテディさん

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   現在の活動拠点「Yarn Alive House」
 世界中の方々から寄付を受け、2015年に完成

テディさんは、2011年の東日本大震災発生後、七ヶ浜町の仮設住宅で編み物をする活動を始めました。そして、参加者が編んだ作品は国内の被災地や医療機関のほか、フィリピンの台風の被災者やヨルダンのシリア難民など、世界各地に届けています。

そういった活動については、「倶楽部MIA」101号をご覧いただければと思いますので、このブログでは、「倶楽部MIA」には掲載できなかったけれど、インタビュー中に印象に残ったことをいくつかご紹介したいと思います。

1つ目は、テディさんの母方のおばあ様のお話です。スイス出身のおばあ様は、(テディさんのお話によると、時代的におばあ様のような女性達はみんなそうであったという話ですが)、編み物が好きで、1日中、何かを編んでいたそうです。そして、お母様は毎晩、あばあ様が編んだところをチェックして修正するのが日課だったそうです。さらには、お母様ご自身も編み物を教えたり、日本製の編み機を販売していたりした時期もあったとか。「Yarn Alive」の活動について聞いている中で、テディさんは「『あなたはどんなふうに被災したのか』と突然、質問されても誰も答えないでしょう。でも、編み物をしながらだと、そんな話もできるものではないでしょうか」とおっしゃっていたのが印象的でしたが、テディさんご自身が編み物をするというだけでなく、様々な人の「編む」という行為が身近にある人生を送ってこられ、編むことで広がる世界をよくご存じだったことが、「Yarn Alive」の活動につながっていったように感じました。

2つ目は、テディさんの「好きな言葉」について。「根回し」がお好きだそうです。かなり前のことだそうですが、何かの折に、日本人のご高齢の女性から、「どうしてきちんと根回ししておかなかったの」と注意を受けたことがきっかけで、その言葉を知ったそうです。日本滞在が長いテディさんはもちろんその言葉が良くない意味で使われることが多くあることはご存じの上で、「プランを実行する前に、みんなの気持ちを確かめるのは良いことではないでしょうか」というお話でした。ユニークな「好きな言葉」だなと思いました。

テディさんのインタビュー記事が掲載された「倶楽部MIA」101号は、WEB上でもご覧いただけます。2019年2月~3月に宮城県内で開かれる国際的なイベントの情報も掲載しています。ご覧になられる方は、こちらからどうぞ。

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新着図書のご案内(2018年12月)

当協会図書資料室は、日本語の学習指導で必要とされる各種教材に特化して整備し、外国人に日本語を教えているボランティアの方々や県内の市町村日本語教室の方々を対象に貸し出しを行っております。

この図書資料室に整備した図書を下記の通り、ご紹介します。

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■「いっぽ にほんご さんぽ 暮らしのにほんご教室 初級3」
発行:株式会社スリーエーネットワーク

■「テーマ別 中級から学ぶ日本語 三訂版 準拠 力を伸ばす練習帳」
発行:株式会社研究社

■「どんどん読める! 日本語ショートストーリーズ vol.3」
発行:株式会社アルク

■「にほんご活用マスター」
発行:株式会社アスク出版

■「新完全マスター漢字 日本語能力試験N4」
発行:株式会社スリーエーネットワーク

■「日本語教育の道しるべ 第1巻 ことばのまなび手を知る」 
  「日本語教育の道しるべ 第2巻 ことばのしくみを知る」
  「日本語教育の道しるべ 第3巻 ことばの教え方を知る」
  「日本語教育の道しるべ 第4巻 ことばのみかたを知る」
発行:株式会社凡人社 ご関心のある方は、当協会図書資料室にぜひ足をお運び下さい。

Sugar ☆

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