はじめまして

みなさん こんにちは、
8月よりMIAに加わりました"J"です。仙台在住19年目になります。かつてカナダのオンタリオ州にあるセント・キャサリンズという市に住んでおりました。異国での生活は思いがけないことがたくさんあるものですが、日本に住んでいる外国人が笑顔で過ごせるよう応援いたします。

私は機関紙「倶楽部MIA」編集発行事業に携わります。倶楽部MIAは2002年5月に創刊してから104号まで発行されています。これまで宮城県に住むたくさんの外国人、サポーターや交流会情報などをお伝えしてきました。これからもどんどん紹介してまいりますので、楽しみにしていてください。
あなたの周りで頑張っている外国人や交流イベントの予定がありましたら是非教えてください。

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これからよろしくお願いします。

当協会の機関紙「倶楽部MIA」では毎号巻頭に、宮城県内で活躍中の外国人/日本人のインタビュー記事を掲載しています。「倶楽部MIA」104号は、台湾出身で仙台市にお住いの曽根昭蓉さん(「宮城県台湾婦女会」会長)のインタビューです。

「倶楽部MIA」104号は、WEB上でもご覧いただけます。2019年8~9月に宮城県内で開かれる国際的なイベントの情報も掲載しています。ご覧になられる方は、こちらからどうぞ。

このブログでは、インタビューの中に登場いたしますものの、紙面のスペースの関係で詳しくは掲載できなかった、「台湾ちまき祭り」について詳しくご紹介したいと思います。

「台湾ちまき祭り」は10年以上前から、ほぼ毎年、「宮城県台湾婦女会」が台湾人留学生の団体と共催で開いている恒例のイベントで、今年は6月9日(日)に仙台市内で行われました。曽根さんからご招待をいただき、私は初めて参加いたしました。

(台湾では、旧暦5月5日の端午節にちまきを食べる習慣があるそうです。インターネットで調べたところ、端午節のときにちまきを食べるのは、楚の政治家で詩人の屈原が入水自殺した後、民衆が弔いのためのほか,魚が屈原の亡骸を食べて傷つけないように魚に米の飯を食べさせるため、端午の節句の日(端午節)に竹の葉で包んだ米の飯を川に投げ入れたのが起源とされているようです)

正午前に会場に着いて、調理をしている部屋を覗いてみると、たくさんの方々が、ちまきを蒸すなどといった最終の作業に取り組んでいらっしゃいました。中国語、台湾語、日本語が飛び交い、大変にぎやかでした。800個を超えるちまきを作らなければならないため、前日は9:00~18:00まで調理を行っていたとのこと。具材は、干しエビ、豚肉、ピーナッツ、うずらの卵、干ししいたけ、もち米などで、それぞれ煮たり、炒めたりといった下ごしらえを行った後、竹の葉に包んでタコ糸のようなもので縛り、それを20くらいずつの束にして煮るということで、大変手間のかかる料理であることが分かりました。2日がかりの作業になるわけですね。

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       調理中の皆さん

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       右端は曽根さん

参加している複数の台湾人の方々にお話を聞いたところ、昔は、「端午節」には、親戚の女性達が集まってちまきを大量に作ったものだそうで、作り方や具材は家によって違い、娘や嫁に教えたそうです。現在はお気に入りのお店から買ってきて食べるのが一般的になり、また、端午節のときだけでなく、年中食べられるものになったとのことでした。

午後に行われた交流パーティーには、日本人も含め、140人以上が参加しました。結婚や仕事の関係で日本に住むようになった台湾人の皆さんとその家族、大学などで学ぶ台湾人留学生、台湾人の知り合いに誘われた日本人など、立場は様々なようでした。

最初に、招待客の方々が順番に挨拶し、それぞれ台湾との交流やビジネスの状況の紹介について熱くお話をされました。ちまきの調理は「宮城県台湾婦女会」の会員の皆さんが主に担当していらっしゃいましたが、当日の進行は台湾人留学生の担当ということで、司会進行は留学生が頑張っていました。
 
台湾の観光をPRする動画も流れました。留学生が主催する台湾に関するクイズもあり、台湾で神様にお願いをするときのやり方の実演があったり、端午節のときに行うというゆで卵を立てる遊びに皆で挑戦したりもしました。

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       クイズ中の様子

歓談の時間には、ちまきをいただきました。モチモチとした食感で、非常においしかったです。食べながら、近くに座っていらっしゃった台湾人の参加者にお話を聞きました。例えば、台湾の南北でちまきは大きく異なり、今回提供されたのは南の方のちまきだとか、ちまきをタコ糸のようなもので縛る際にはコツがあり、上手な人が縛ると、きちんと縛っているうえにほどこうとした時にはパッとほどけるものだが、そうでない人の場合はなかなかほどけないため、上手な人が縛ったかどうかはすぐに分かる...など。

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        歓談の時間

参加者は、赤ちゃんからご高齢の方まで様々な年代に渡り、久しぶりに会ったのか手を取り合って話す人々がいたり、気軽におしゃべりを楽しんでいる初対面であろう人々がいたり、とても和やかな雰囲気でした。食べ物を食べながら歓談すると、食べ物をきっかけに話しやすく、またそこから広がる話もあり、とても良いお祭りだと感じたことでした。「宮城県台湾婦女会」の皆さんが、このようなイベントを続けてこられたことに感慨を覚えるとともに、これから先も長く続くことを願ったことでした。


M

ナマステ 宮城

はじめまして。
ドゥワディ アルンです。

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先月から「みやぎ外国人相談センター」のネパール語相談員の仕事をしています。
(今年度のネパール語の相談日時は、第一・第三木曜日の10:00-16:45です)

ネパール出身です。11年前に日本に来てずっと仙台に暮らしています。私のネパールの地元は夏が長くて、暑い日には40度を超えるときもありますが、仙台は夏が短くて住みやすいところです。今、私が住んでいる町は水がとても美味しくて、いつもネパールのふるさとを思い出します。私の地元の水も、周りの村から人々が飲み水を汲みに来るほどとても美味しいのです。

今年の仙台は雨が長くて、なかなか太陽が見えないですね。今年はネパールも大雨で大きい被害に遭いました。ネパールは毎年、大雨で洪水になって大変ですが、雨のシーズン(モンスーン)がはじまる前は長い期間、雨が降ることはなく、すごく暑くて大変です。農業のためにも雨が必要ですから、長い期間、雨が降らない時はちょっと面白い行事をやることがあります。それは「カエルの結婚」です。カエルが結婚すると雨が降ると昔から言われているのです・・・ところで今年はネパールのあるニュースを聞いて驚きました。今年は雨が降りすぎて、雨をやませるために、カエルの離婚届を出したという話でした。初めて聞いた話で、笑いながら読みました。今は雨がやんだそうですが、離婚届のおかげかな(笑)

また何か面白い話があったら、ブログに書きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

ザエホス
(※ネパール語で「いいことがありますように」という意味です)

中学生の職場体験

宮城教育大学附属中学校の1年生5人が、7月16日(火)と17日(水)の2日間、当協会(MIA)で職場体験をしました。

5人は、当協会内に設置されている「みやぎ外国人相談センター」のタガログ語相談員さん(フィリピン出身)と韓国語相談員さん(韓国出身)から、それぞれの出身国の文化や生活習慣、担当している仕事の内容について話を聞きました。また、ブラジルでソフトボールを2年間教えた元JICAボランティアから、スポーツ分野における国際協力とはどのようなものかを学びました。その他、言いたいことを外国人に分かりやすく伝える「やさしい日本語」の学習や海外でのトラブルに対応するための実践的な英会話の練習にも取り組み、貸し出し用の国旗の点検も行いました。5人は、与えられた作業に真面目に取り組むことで、多文化共生、国際交流に係る仕事への理解を深め、視野を広げました。

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韓国語相談員さんにお話を聞きました

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「やさしい日本語」とはどのようなものか学びました

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ブラジルについて理解を深めました

5人が書いてくれた感想文を掲載しますので、どうぞご覧下さい。

M

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「いろんな考えを学んだ職場体験」

 こんにちは。
 僕は、文化の違う外国人の方々とどのようにコミュニケーションを取っているのかということが知りたくて、MIAを職場体験先に選びました。職場には、外国人の方がたくさんいるのかと思っていましたが、そんなに多くなくて、想像とは違ったので、驚きました。
 外国の相談員さんへのインタビューと海外でのトラブルの対処法についての実践的な学習では、外国の文化も知ることが出来たし、トラブルの対処法も知ることが出来たので、印象に残りました。また、国旗の点検は、掲揚旗と卓上旗の2種類があり、合計400ぐらいの旗を点検したので、大変でした。
 多文化共生の考え方や外国の文化について知ることができました。今回の学習で得たことは、これからの自分の考えにプラスしていきたいなあと思いました。そして、今までの自分の考えを見直す良い機会にもなったのでよかったです。

(IMT)

「初めての職場体験」

 こんにちは。アサリです。 
 ぼくがここで職場体験をしようと思った理由は、国際化がすすみ、外国人が日本に入ることが多くなってきたいま、どのように外国人と話せばよいか、しりたかったからです。
 今回、ぼくは職場体験というもの自体がはじめてで、とてもきんちょうしていて、初めは自分をだすことができず、この職場体験では、なにもえられないまま終わるのかなと思っていました。でも、タガログ語相談員さんとのインタビューや英会話の学習でとても緊張感がほぐれ、リラックスすることができました。さらに、この職場体験でいちばんおどろいたことがあり、それはタガログ語相談員さんと英語でしゃべったとき、最初はあまりしゃべれなかったけど、じょじょにしゃべれるようになって、実践的なところでは、魔法がかかったようにどんどん言葉が出てきて、とてもおどろきました。このことから、コミュニケーションをとると、みるみる言葉がでてきて、すごいなと思いました。
 そして、一番大変だったことは国旗の整理です。国旗には2種類があり、掲揚旗と卓上旗というそうです。そして、たくさんの種類があるなか、国旗をあいうえお順に並べるのは、頭がこんがらがって、とても大変でした。
 ぼくがこの職場体験で感じたことは、話さなければいみがないということです。せっかくチャンスをもらっているのに、質問をしなければえられるものもえられないので、これからはたくさん話して、えられるものはしっかりえていきたいです。これから外国にりゅうがくもしてみたいなと思いました。

(アサリ)

「職場体験での学習」

 こんにちは。
 ぼくがMIAで職場体験しようと思った理由は、ぼくの日本語のおぼえかたは「自然に」でしたが、大人や大学生も「自然に」というわけではないと思っていたので、本当はどうなのか気になったからです。
 自分の中では、外国人とのせっしかたを分かっているつもりでしたが、実際聞いてみると、「宗教の話を聞くのはいいけど、批判をしない」や国によって防災の方法がちがうことなど、自分の知らないことばかりでした。大変だったことは、国旗のならべかえで、百数種類の国旗をあいうえお順にならべることでした。
 ぼくが職場体験で得たものは、ひとつの国のルールがかならずしも全ての国で同じというわけではなく、むしろ反対のルールの国もあることです。たとえば、日本では、地震が起きたら家の中に入る。しかし、メキシコは外へ逃げるようなことです。ですので、すべてをあたりまえだと思わずに、あそこでは違うかもしれないという考えを持つようにしたいと思います。

(cby/わくちん)

「職場体験学習を終えて」

 私は、もともと外国の文化に興味があったのと、少し英語も勉強したいと思い、この職場を選びました。
 英語を練習できる機会があり、勉強になったので、良かったです。でも、ほとんど分からなかったので、もっと英語が得意になれるように頑張りたいと思いました。また、海外でのトラブルの対処方法についての実践的な学習もあり、とても良い体験をすることができました。そして、他国の文化では、私の知らないことがたくさんあったので、とても勉強になりました。
 今回の職場体験では、他国の文化についてたくさん学ぶことができて、自分のためになる良い経験になりました。

(リラックマ)

「MIAのすばらしさ」
 
 こんにちは!
 私は英語が好きで、MIAで職場体験させていただきました!
 本っ当に内容が濃くて、特にブラジルとの交流という講話が面白くて、じゅう実した2日間になりました。「- (マイナス)から0にする」手助け。「冷たさ」ではなく、MIAの「やさしさ」と外国の方々に捉えていただければ、嬉しいです。
 この職場体験を通して、自分たちの行動に改めて気づかされました。それと同時に、行動に恥をもった気がします。私たち日本人の反応にある「ふつうかな」、「どっちでもいいよ」。それを私たちの気づかいと捉えるのではなく、迷惑な言葉と捉えて、使わないようにしていきたいです。

あいうえお

新着図書のご案内(2019年7月)

当協会図書資料室は、日本語の学習指導で必要とされる各種教材に特化して整備し、外国人に日本語を教えているボランティアの方々や県内の市町村日本語教室の方々を対象に貸し出しを行っております。

この図書資料室に整備した図書を下記の通り、ご紹介します。


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■「やさし日本語 初級1」
発行:有限会社Jリサーチ出版

■「NEJ テーマで学ぶ基礎日本語 VOL.1」
 「NEJ テーマで学ぶ基礎日本語 VOL.2」
 「NEJ テーマで学ぶ基礎日本語 指導参考書」
発行:くろしお出版

■「中学生のにほんご学校生活編 ?外国につながりのある生徒のための日本語?」
発行:株式会社スリーネットワーク

■「中学数学学習用語集 日本語⇔英語」
発行:特定非営利活動法人多文化共生センター東京

■「超基礎 日本語教育」
発行:くろしお出版

■「日本語教育 よくわかる語彙」
発行:株式会社アルク

■「日本語教育へのいざない ?「日本語を教える」ということ?」
発行:株式会社凡人社

■「平成30年度日本語教育能力検定試験 試験問題」
発行:株式会社凡人社

■「〈やさしい日本語〉と多文化共生」
発行:株式会社ココ出版

ご関心のある方は、当協会図書資料室にぜひ足をお運び下さい。

Sugar ☆

当協会の機関紙「倶楽部MIA」では毎号巻頭に、宮城県内で活躍中の外国人/日本人のインタビュー記事を掲載しています。「倶楽部MIA」103号は、インドネシア共和国出身で、名取市在住のデシ スバルカーさん(社会福祉法人宮城福祉会特別養護老人ホーム松陽苑勤務、EPA介護福祉士)のインタビューです。

このブログでは、紙面には掲載できなかったことを2つ、ご紹介したいと思います。

1つ目は、インタビューを担当した職員から聞いた話です。インドネシアでは、小学校1年生から、「落第」があるそうなのですが、スバルカーさんによると、「落第」をした生徒は、同じ学校に通うのを避けて転校することがあるそうです。何となく分かる気もしますね。

という話を、当協会のインドネシア語相談員さんにしたところ、何年かに1人といった程度の確率で、決して多くはないけれど落第は確かにあるとのこと。同じ学校に通い続けるケースもあり、実際に相談員さんの同級生で落第した子は同じ学校に通い続け、かつ何度か落第した結果、相談員さんの弟と同級生になったそうです。小学1年生からの落第に関しては、「何とかならないか」という見方も、インドネシア国内であるということでした。

インタビューを担当した職員によると、以前、家族帯同で日本に留学していたインドネシア人研究者も、日本で育った2人のお子さん(小学生と小学校入学前)の帰国後の教育についてとても心配していて、「インドネシアは落第があるから、もっと勉強をさせないと」とおっしゃっていたそうです。

という話を、当協会のタガログ語相談員さんにしてみたところ、「フィリピンも小学校1年生から落第がある」ということでした。算数など試験で良い点を取るだけでなく、日本の「図画工作」にあたる「Arts」での作品提出なども評価の対象になるとのこと。「Arts」は材料の用意など保護者のサポートが必要な場合があり、保護者もなかなか大変だということでした。

協会内では、「小学校1年生から落第があるっていうのも、大変だよね」、「インドネシアやフィリピンと比べると、日本の学校は生ぬるい...?」というような話をしたことでした。

2つ目は、今回から新しく設けたコーナー「みやぎの国際活動団体」について。このコーナーは、県内で活発に国際的な活動を展開する団体様の活動を広くご紹介するという目的で、つくりました。記念すべき第1回目は、主にアジアの子ども達と日本の子ども達との国際交流を行っていらっしゃる「地球の子ども通信(CCE)」です。

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   地球の子ども通信国際交流事業2016
 「アジアに根づいた子ども達の友情文化交流」
 日本、カンボジア、インドネシア、ラオスの子ども
 達が、一緒によさこいソーランを踊ったときの写真

 どんな活動をしていらっしゃるかは、紙面をご覧いただければと思いますが、1992年(平成4年)から続く交流活動を振り返って、会長の芳賀さんが忘れられない思い出として挙げられたお話が印象に残りました。2001年(平成13年)にアメリカ同時多発テロが起こったとき、ちょうど、日本の子ども達をシンガポールに派遣する準備をしていたそうなのですが、諸事情により、中止せざるをえなかったそうです。「平和だからこその国際交流なのだと、あのときは思いました」と、しみじみとおっしゃっていました。

それから、2011年(平成23年)の東日本大震災の後には、交流を重ねてきた各国の関係者がそれぞれの国で活発に募金活動をして下さり、関係機関に寄付したり、中には、直接仙台までまとまったお金を持って来て励まして下さったりした方々もいたそうです。

留学や就職で今や世界各国にいる、かつての「子ども達」とホストファミリーの現在も続く様々な交流についてのお話も伺いながら、長い間にはいろいろなご苦労があった一方で、喜びを感じられる機会もまた多かったのではないかと思いました。

スバルカーさんのお話や「地球の子ども通信」の活動をご紹介した「倶楽部MIA」103号は、WEB上でもご覧いただけます。2019年6~7月に宮城県内で開かれる国際的なイベントの情報も掲載しています。ご覧になられる方は、こちらからどうぞ。

M

「国際理解教育」のおてつだい

みなさん、こんにちは。5月から国際理解教育支援事業の担当として着任しました、MAKIです。
生まれも育ちも仙台です。大学卒業後、2年間、ブラジルに住んでいたので宮城県は久しぶりです。そんなことで、最近はまっていることは、宮城県のおいしい食べものとお酒を見つけることです。

私が担当する国際理解教育支援事業は、学校や団体などに外国人講師3名を派遣するものです。2018年度は約50件の派遣がありました。各校や各団体が作成したプログラムに沿って、外国人講師は日本語でお話します。直接、外国人のお話を聞いたり、一緒に遊んだりする時間は子ども達にとって良い刺激になると思います。
ご興味がある方は、MIAにお問い合わせください。

これからよろしくお願いします!

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OBRIGADA!
MAKI
当協会の機関紙「倶楽部MIA」では毎号巻頭に、宮城県内で活躍中の外国人/日本人のインタビュー記事を掲載しています。「倶楽部MIA」102号は、中国・上海のご出身で、現在は仙台市内にお住いの「宮城華僑華人女性聯誼会」(以下、宮華女)会長、裘哲一さんのインタビューです。

「倶楽部MIA」102号は、WEB上でもご覧いただけます。2019年4月~5月に宮城県内で開かれる国際的なイベントの情報も掲載しています。ご覧になられる方は、こちらからどうぞ。

「倶楽部MIA」には掲載できなかったけれど、印象に残ったことをご紹介したいと思います。

宮華女開催の上級者向けの日本語講座についてお話を伺ったときのことです。

宮華女は、県内各地のイベントで中国の踊りを披露したり、中華料理のブースを出展したりという日中の交流活動のほか、国籍を問わず誰でも参加でできる一般公開講座として、日本の社会保障制度に関する講座や仙台の歴史や文化を学ぶ講座を開き、その他にも、外国にルーツを持つ子どもたちの支援事業への協力など、様々な活動を展開しています。

上級者向けの日本語講座は一般公開講座のひとつで、裘さんが特に開催したかったものだそうです。その理由は主に2つあり、(1)何十年も日本で暮らし、会話に関して全く問題なくなっている外国人でも、日本語で文章を正しく書くのはやはり難しい、(2)日本語で会話したり文章を書いたりするときは日本社会に合った形にした方が良い、ということでした。

?については、日本人が英語など外国語を学ぶときのことを考えると、思い当たるところかと思います。(2)に関して、分かりやすい例でご説明いただいたのですが、例えば、町内会やPTAの行事などに関して出席を求められたときに、話を聞いて理解し、「出席できません」と答えた場合、会話としては成立しているけれど、それでは不十分ではないかということでした。「今回は出席できないけれど、次回は出席できるかもしれません」、「こういうことであればできます」というようなコミュニケーションのとり方が望ましいのではないかということでした。「外国人はストレートにものを言いがちだけど、誤解されてしまうことがあります。人間関係が悪くなったり、地域社会に貢献したくない人だと思われたりしないようにすることが大事です」とおっしゃっていました。上級者向けの日本語講座では、敬語や丁寧な日本語の文章の書き方を学び、子供会など地域での活動や職場において円滑にコミュニケーションをとるための日本語も勉強したそうです。

日本で長く暮らし、近所付き合いや子育て、各種のボランティアを経験し、日本人に囲まれて仕事をされた経験もお持ちの裘さんだからこその目の付け所ではないかと思いました。

できないことをはっきりと「できない」と言うことが、必ずしも正しいことではない日本的なコミュニケーションの取り方。それが良いことなのかどうか、私自身思うところはありますが、それはさておき、裘さんたちが目指していらっしゃるところは、そこのところを理解したうえで、外国人も日本社会に貢献していくという生き方であろうと感じ、感銘を受けました。そして、日本人の側も、裘さんたちのように自助努力をされ、日本社会に貢献したいと考えていらっしゃる外国人の方々がいることを心に留めなければならないと思いました。

真面目な話になりましたが、裘さんは明るく、お話を伺っていて楽しい方でした。特に、横浜市立大学での留学生活について生き生きとお話をして下さったことは、強く印象に残りました。大学の担当課が留学生向けのイベントをいろいろ企画してくれたこと、学内にあった留学生交流室ではコーヒーが飲み放題で、そのコーヒーを飲みながらのおしゃべりがとっても楽しかったこと、世界各国から来た留学生仲間とはものすごく仲良くなり、卒業後もホームパーティーなど何かと催して集まったこと...。日本で暮らす留学生の青春の話は新鮮で、「日本の中にこういう世界があるんだな」と思ったことでした。

いろいろなご経験をお持ちの裘さんのリーダーシップの下で、宮華女の皆さんが協力してこれからも様々な活動を展開されますことをご期待申し上げております!

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※昨年秋に開催された「とみや国際スイーツ博覧会2018」に、宮華女が参加したときの写真。ブース出展して提供した焼き小籠包が大人気だったそうです。ブース前の美しい衣装の皆さんは、ステージ出演で踊りを披露した宮華女の「華花隊」のメンバー。裘さんは一番左。

M

お久しぶりです、MIA国際理解教育支援事業(学校訪問プログラム)担当のWです。
3月に入り年度の締めの時期となりましたが、平成30年度の学校訪問プログラムもお陰様で無事全て終了しました。
そして先日、年に1度の講師研修会が行われました!
今回は20名の講師が参加。まずは1人1人自己紹介をしました。

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名前、出身国の他に、趣味や今年の抱負をお話してもらいました。
趣味で作っているケーキの写真を見せてくれたり、自分の机を離れて自ら前に出ていったりと、講師の個性が光りました。
また、今年の抱負では「修論を終わらせます」「院試をがんばります」という学生さんも多く、それぞれの生活があり忙しい中、学校訪問プログラムに参加してくださっていることに改めて感謝したいと思いました。

まず、私から今年度のプログラムについてお話をしました。
その中で、実施した学校の先生から送られてくるアンケートのコメントも紹介しました。
良かった点だけではなく、改善点もそのまま伝えます。
時には頷いたり、メモを取ったりして、みなさん真剣な表情で聞いていました。

その後は恒例のロールプレイです。
参加者が生徒役となり、ベテラン講師が実際に学校で行っている活動を紹介しました。

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前半はパワーポイントを使用して国の紹介。
写真の選び方も大事です。パッと見て「何だろう?」と思わず興味を引かれる写真ばかりでした。
パワーポイントを使いながらもそれだけに頼らず、常に生徒役の講師達と言葉を交わし、ちょっとした発言も拾って笑いに変えるなど、ベテランの技が光りました。
後半は民族衣装の着付けや、母国のおもちゃで遊ぶ時間を設け、終始参加者が興味をもって楽しく活動できるような工夫がされていました。
特に学校訪問プログラムの経験が浅い講師にとっては、ベテランの活動を実際に見ることのできる貴重な学びの時間となったようです。

その後、昨年とは違う内容として、グループディスカッションを行いました。
ベテラン講師と新人講師が混ざって小さなグループを作り、学校訪問でよくある悩みをテーマに意見交換をしました。
どのグループ内でもメンバー1人1人が積極的に話し、大変活気にあふれていました。
中には、普段の活動で持参しているグッズをたくさん持ってきて、紹介してくれた講師もいました。

研修会でお互いに活動のコツや工夫を学び合うことはもちろん大事ですが、学校訪問で出会う子ども達のために講師1人1人が真剣に考えて話し合う、その姿がとても嬉しかったです。
いつもこの活動に熱心に取り組んでくれる素晴らしい講師達に、改めて感謝の気持ちを伝えたいです。
本当に、ありがとうございます!


先日、気仙沼市で「外国人のための防災講座」が開催されました。(主催:気仙沼市、共催:MIA)

ベトナム、ネパール、フィリピン、台湾出身者、日本人併せて30名が参加。
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まずは、MIA作成の多言語資料で、防災・減災のための基礎情報を学んでいただきました。

会場は気仙沼・本吉広域防災センターでした。
こちらは防災教育のための施設で、防災・減災について体験的に学べます。

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起震装置で揺れの怖さを体験。

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こちらは「煙体験」をしているところ。
担当の消防士さん曰く、
「今日はいつもより煙が濃くなっている」
とのことでした。
(ホントに真っ白ですね。これ装置の外側なんですけど。)

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これは何をしているかと言いますと・・・

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地図を見ながら自宅や職場、最寄りの避難所の位置を確認しているのです。

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市役所の方が、あらかじめ各参加者の自宅の場所にポストイットで印をつけてくれていました。
市の防災担当職員や日本人参加者と一緒に
「職場は高台だから安全だね」
などと確認しあっていました。

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非常食の試食も。
アルファ米や長期保存可能なパンなど、味はなかなか好評で、
「市内のどこで買えるのか」
といった質問も出ていました。

市の多文化共生推進担当の方、防災担当の方、そして消防署の方と、さまざまなセクションの方が連携してきっちり準備をしてくれたお陰で、中身の濃い研修になったのではないかなあ、と思います。

そして、この週末に開催される「仙台防災未来フォーラム2019」で、この研修に参加したベトナム人技能実習生が登壇し、研修の様子や感想などを報告してくれます。
ご関心をある方、ぜひ、MIA・SenTIA合同のプレゼンテーションをご覧にいらしてください!
(↓クリックするとリンク先のチラシデータが開きます。)
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(OZ)



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